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検証!審査の甘い消費者金融は口コミを信じてもいいのか?

借入先に迷ったとき、よく頼りにされるのが口コミ情報です。特に中小の消費者金融は情報不足気味ですから、実際に審査を受けた人の意見は大いに参考になりますよね。

でもこの口コミ、丸ごと信じてもいいものなんでしょうか?果たして匿名の投稿にどのくらいの信憑性があるのか、ちょっと疑問です。

特に審査の甘さについての評価は、他の人にとってどのくらい参考にしていいものなのか、ここでちょっと考えてみませんか?

ホントに借りれるの?よくある口コミ投稿者の評価パターン

キャッシングの口コミ評価を眺めてみると、審査の甘さに対する評価が真っ二つに割れていることがよくあります。これではどちらを信じてよいのか、迷ってしまいますよね。先ずはそんな評価の特徴を見てみましょう。

【罵り型の口コミ評価】「ダメ!最悪!」

低評価の意見は、はっきり言ってボロクソです。特に従業員の冷たい接客態度や言葉にムカっと来て、ここぞとばかりに暴言を吐く方も数多く見られます。

●二度と行かない!
●最低!
●態度が悪い!
●潰れたらいいのに!

【絶賛型の口コミ評価】「イイ!最高!」

一方で高評価の場合は一転して大絶賛となり、中には業者を神様呼ばわりする人まで出てきます。低評価の場合とは対照的に、優しく親切な対応に感激した方が多いのも特徴です。

●うれしい!
●助かりました!
●ありがとう!
●神様・仏様です!

口コミ評価ってどうしてこんなに両極端なの?

それにしても、口コミ評価ってどうしてこうも両極端なんでしょうか?それは他でもなく、審査に落ちた人と受かった人の両者が投稿するからです。

自分が審査に落ちれば「厳しい」になり、審査に通れば「甘い」になる、これは当然のことでしょう。

ということは、審査の「甘さ」に関して言えば、口コミ評価は余りアテにならないと言ってもよさそうです。

申込む人によって違っていた!?審査の甘い借入先5パターン

たまたまその人がある業者の審査に受かったからといって、あなたもそこにパスするとは限りませんし、またある人が落ちたからといって、あなたも同じ様に受からないという訳ではありません。

なぜならその人の審査上の弱点とあなたの弱点は、全く同じではないからです。そこで審査を受ける人の弱点を見て行くことにしましょう。大雑把に分けると、弱点には5つのパターンがあると考えられます。

1)弱点:他社で借りている

  • 4社以上で借りている
  • 年収の三分の一近い額を借りている

消費者金融には総量規制が適用されますから、借入総額が一定額以上になれば、例外なく審査落ちします。借入総額は、やはり少ないほど審査には有利です。

また金額だけでなく、借入先の件数も一定以上になると足切りされてしまうことがあります。この基準は業者によって異なります。

2)弱点:実はブラック

  • 破産したことがある
  • 長期延滞したことがある

金融ブラックは、信用は正に最悪の状態。でも一口にブラックと言っても事情は人それぞれなので、申込みさえ受け付けてもらえるなら、審査次第で融資の可能性も出てきます。

ただ小さな業者ほど審査基準はよく変わりますから、余り古い投稿の口コミはアテになりません。

3)弱点:収入が安定しない

  • アルバイト・パート勤務である
  • 自営業である

会社員に比べて収入が不安定でも、上記のような方なら、大手も含めて殆どのカードローンでは申込み可能です。もしも他にも弱点があるなら、収入の不安定さよりもむしろそちらの方が問題になります。

4)弱点:無職である

  • 専業主婦である
  • 年金以外の収入がない

無職といっても本当に無収入では貸してもらえませんが、配偶者のいる専業主婦や、年金収入があれば借りれる場合も。但し大手の消費者金融では殆ど対応していません。

5)弱点:今スグ借りれないと困る

  • 絶対本日中に借りたい

大手の業者なら設備も整っており、当日中の借入も可能です。でも他に問題のある人は、大手での審査は難しいですよね。

でも中堅業者の中には、来店すればその場で審査・融資してもらえる所があります。これなら金融機関の営業時間を過ぎてから駆け込んだとしても、当日中に何とかなります。

口コミはアテにならない?自分の弱点に合った借入先を選ぼう!

口コミ情報が100%信頼できないのは、投稿した人が、このような5つの弱点を前提に、必ずしも適切な借入先を選んでいるとは限らないからです。

審査に通ったと大喜びしている人は、ひょっとして本人のレベルよりもずっと下の業者で申込んでいるのかもしれません。そしてまたその逆もあり得ます。

そもそも投稿した人の属性は様々ですから、これが全く分からない状況では、やはり審査基準の甘さを判定するには不十分です。

自分の弱点とそれに合った企業選びが重要

先ずは他人の評価よりも、自分自身の弱点をよく知ることが大切です。先程ご紹介した5つの弱点、あなたはどれに当てはまりましたか?

それぞれの弱点に合う借入先を表にまとめましたのでご覧下さい。

弱点の種類 お薦めの借入先
1)他社で借りている人 額が多ければ銀行・件数が多ければ中小業者
2)実はブラックという人 中小業者
3)収入が安定しない人 大手でも可
4)無職の人 銀行なら申込めるケースも(※)
5)今スグ借りたい人 大手もしくは店頭融資の中小業者

(※)専業主婦、年金受給者、学生のケース

複数の弱点がある方は、ここから更にもう1ランク落として審査を受ける方が良いでしょう。一般的なランクの落とし方は以下の通りです。但しそれぞれの境目は曖昧な場合も多々ありますし、カテゴリー内の業者間にも微妙な差はあります。

1.銀行カードローン → 2.大手消費者金融 → 3.準大手 → 4.中堅 → 5.小規模業者

活用次第!口コミで参考になる情報はとても多い!

審査基準の甘さの判断として、口コミ情報を信じ込むのは危険なのですが、それ以外の情報なら大いに役立ちます。特に実際に使った人にしか分からない審査のコツなどは、とても貴重な情報ですよね。

また投稿者の中には、自分の属性までちゃんと公開してくれている人もいます。これなら、審査基準の判断には大いに活用できるでしょう。特に業者ランクを判断するにはとても良い材料になります。

  • 自分の属性をアップしている人の意見は貴重
  • 現在利用中の人の情報は重要
  • 申込み方法や借り方についての詳細も参考になる

審査の甘さを追求すると危険!あなたの借入先はヤミ金かも?

借入審査で考えられる究極の甘さといったら「すぐその場でポンと」ということになるでしょう。しかし実は、こんな借り方ほど危険なものはありません。

ユルユル審査は危ない!?

例えばこれまでご説明してきた審査上の弱点なぞ一切気にしない業者があったとしたら、それは以下のような業者でしょう。正にユルユル、オールスルーですね。

  • 総量規制関係ナシ
  • ブラックOK
  • 収入形態どうでもいい
  • 無職でも大丈夫
  • 即日融資

実はこれ、ヤミ金の特徴なのです。このように何でもアリの業者では、とても正規の登録業者とは言えません。審査は甘ければ甘いほどいいのではなく、自分の弱点だけをカバーしてもらえる借入先を選ぶべきです。

消費者金融の数は多いといっても、大手は片手で数える程ですし、中堅業者もそう多くはありません。審査の甘さだけを基準に業者を選んでいると、安心して申込めるの企業の選択肢はじきに底をついてしまうでしょう。

借入先を選ぶのに、自分の判断だけでは自信がないという方は多いのですが、審査が甘いという口コミ評判につられて、次々申込みをするのだけは避けたいものですね。

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