あなたはもう「増額のお知らせ」を受け取りましたか?
一定期間きちんと返済していると、企業の方から「増額しませんか?」というお知らせが入ることがあります。
中にはこのお知らせに気付かない方も居るのですが、これはお得な借入の為の大きなチャンス!この機会に、是非限度額アップをご検討ください。
でも増額には、借り過ぎの危険性も付いて回ります。増額のメリットとデメリットの両方を理解して、あなたも上手に限度額をアップしてみませんか?
今のままで結構という方にとって、企業からの「増額のお知らせ」はさほど魅力的には見えないかもしれません。
でも限度額をアップすれば、どなたでも今よりお得に借りれるようになります。折角の機会ですから、一度は増額について考えてみてはいかがでしょう。
下はバンクイックの金利表の一部ですが、限度額が増えるに従って、金利は低くなっているのが分かるでしょう。金利を低くするには、必ず借入額をアップする必要があるのです。
10万円以上100万円以下 | 100万円超200万円以下 | 200万円超300万円以下 |
---|---|---|
12.6%~14.6% | 9.6%~12.6% | 7.1%~9.6% |
「別に沢山借りれなくてもいい」という方も、金利が低くなると言われれば気が変わるのでは?増額のチャンスは何時でも訪れる訳ではありませんから、もしも増額が可能な状態になっているなら、一度は検討してみてはいかがでしょう。
よく誤解している方がいるのですが、限度額がアップしても、必ずしも上限まで借りなくてはいけない訳ではありません。例えば以下のような借り方でも構わないのです。
でも金利は限度額によって異なります。先程のバンクイックの例なら、同じ額を借りているにも関わらず、金利にはこんなに差が出ることになるのです。
もちろん利用した分しか利息は発生しませんので、同じ金額を借りるのなら、より高い限度額で契約している方がずっとお得なんですね。
カードローンってとにかく便利ですから、お財布感覚で使っていると、後で返済が重荷になってくる心配もあります。限度額は多い方がお得だとは言っても、使い過ぎてしまっては意味がありません。
増額する前には、限度額アップのデメリットについても一度よく考えておく必要があります。
丁度足りないなと思っているところに増額のお知らせが入れば、誰だって「やった!」とテンションが上がります。増額が実現すれば、すぐさまATMに向かってしまうかもしれません。
いくら借り過ぎに気をつけていても、いつでも借りれるお金があると思うと、ついつい誘惑に負けてしまうもの。そこで、中には自分から「減額」を申込む方も居られます。
限度額アップには条件が必要ですが、限度額ダウンはこちらから申し出れば何時だって可能なんですよ。
また増額のお知らせがあっても、それに応じるかどうかはあなた次第。必要がないと判断したり、使い過ぎが心配な方は、お知らせを無視したって構いません。
増額はお知らが届くだけでは実現しません。必ずあなたが増額申請し、再度審査を受ける必要があるので、まだまだ考える余裕は十分にあるのです。
「えっ!また審査を受けるの?」と思った人も居るかもしれませんが、限度額アップの為には再度審査をパスしなくてはなりません。
但し申込時よりはずっと簡易ですし、万が一この審査にパスしなくても、勿論利用は現状のまま継続できますのでご安心ください。
企業からの増額のお知らせの到着は、新規申込み時から半年程経った頃が目安です。電話で増額の勧誘が盛んだった時代もありますが、近頃はメールに取って代わっています。
もしかしたら、あなたのお手元にも既にお知らせメールが届いているかもしれませんよ。限度額アップは「増額」の他に「極度額変更」というタイトルになっている場合もあります。
しかし企業からのお知らせがないと、絶対に増額できない訳ではありません。また反対に、増額可能のお知らせがあっても、必ずしも限度額がアップできるとも限らないのです。増額には、必ず申込みと審査を経る必要があるからです。
プロミスなどインターネット会員サービスのある企業なら、マイページから増額の申込みが可能です。申込み自体はパソコンやスマホからできますが、審査があるので電話での確認や必要書類の提出が必要な場合も。
プロミスなら、最短当日中の限度額アップも可能です。手順を以下にまとめておきますのでご参照ください。
増額審査は申込み時のように一からの審査ではありませんが、利用額をアップさせるのですから、その基準は以前よりも厳しくなります。
でもおよそ半年間の返済実績が審査を後押ししてくれますから心配は無用!これまでに期日遅れなどがなければ、限度額アップは決して難しいことではありません。
増額を待てずに他社でも申込んでしまえば、増額の可能性はますます遠のいてしまいます。もっと借りたくなっても、増額審査に必要な半年間はなるべく我慢して待つことが重要です。
そこで実際に複数社で借りるとどのくらい損になるのか、最後に考えてみることにしましょう。
先ずは2社で借りた場合を考えます。アコムとアイフルからそれぞれ50万円、合計100万円を1ヶ月間借りたとすると、その利息は幾らになるでしょう。
《元本50万円 × 年利18% × 30/365日》で計算すると、1ヶ月分の利息額は、《7397円+7397円》で合計14794円です。
アコム | アイフル |
---|---|
50万円1ヶ月借入 | 50万円1ヶ月借入 |
年利18% | 年利18% |
利息額7397円 | 利息額7397円 |
次に、アコム1社から同じ100万円を借りたとすると、どうなるでしょう。金利は100万円を超えると少なくとも15%まで下がるので、利息額は《元本100万円 × 年利15% × 30/365日》で計算します。
計算結果は12328円。2社から50万円ずつ合計100万円借りるよりも、2千円以上もお得になることが分かります。同じアコムでも、沢山借りる方が低金利です。
アコム | アコム |
---|---|
50万円1ヶ月借入 | 100万円1ヶ月借入 |
年利18% | 年利15% ←お得! |
利息額7397円 | 利息額12328円 ←お得! |
複数社で借りると、金利が高くなるだけならまだしも、信用まで低くなってしまうのも問題です。
特に後から他社で申込んだ場合、申込み当初よりも信用が下がり、しかも総量規制の問題も関わってくるため、増額は増々遠のくことに。場合によっては、現在の限度額が下がってしまう可能性すらあります。
あちこちで借入を増やす人は、企業にとってはリスクの高い顧客ですから、利用額を増やしてもらえる可能性はうんと低くなります。じっくり腰をすえて限度額アップを狙う方が、やはり長い目で見るとお得に繋がるんですね。
Copyright c 「評判のイイ消費者金融はどこ?」→「一覧にしておきました」【子羊の羅針盤】 All Rights Reserved.