年金生活をされていると、一般的な銀行や消費者金融ではお金を借りられない場合が多いです。
しかし、年金受給者はお金を借りられないわけではありません。
年金受給中でもお金を借りたいという場合は、なるべく大手銀行でカードローン相談を行うと良いです。
また、状況によってはお金を借りられないこともありますので、焦ってお金を借りようとすると返って状況が悪化しやすくなります。
今回は、お金を借りるための基礎知識をまとめて案内していますので、まだお金を借りたことがない人にとっても役立つ情報となるでしょう。
年金受給者として生活されている場合、正しくカードローンを理解していないと損を被る可能性があります。
なぜ、今でもお金を借りられると思っている人が多いのか?というと、以下のような理由もあり借りられると思っている人が多いためです。
消費者金融は、「一般的な収入を得ている方」に対して審査が甘いだけなので、年金生活されている人に対して甘いわけではありません。
もし、どうしても消費者金融を利用したい・・・という場合は、「年金生活中であることを明かす」ようにしましょう。
このような形でカードローン申込をされていくと、わずかではありますが消費者金融でもお金を貸してくれるところはあります。
ただし、年金を収入と見なしてくれませんので、以下のようなデメリットが発生しやすくもある・・・と、理解しておかなければいけません。
年金生活されている人の場合、そもそも消費者金融では審査対象者となっていないことが多いです。
その理由ですが、消費者金融で定めている貸付対象者の年齢制限にあります。
銀行カードローン審査基準と比較した場合、以下のような年齢制限の大きな違いを発見することが多いです。
消費者金融は、一部の大手以外は年齢制限に厳しいところがありますので、「誰でも自由に利用できる」わけではありませんし、あくまでも一般の人に対して甘い審査を行っているだけです。
銀行の場合、定められている年齢制限にも融通がきくようにもなっているので、高齢者でも使えるカードローンが多いのです。
消費者金融ではあまり相談も積極的に行っていませんので、年金生活中ではカードローン審査に通らないようになっているのです。
消費者金融はカードローン審査に通る人が多いのですが、年金生活されている人の場合では、以下の理由で審査落ちになってしまうケースもあります。
年金生活されている人では、上記のどれかに該当する人も多いため、消費者金融でカードローン審査に落ちる人も多いのです。
ここで注意すべきは「借入の履歴」です。
現在までにどれほど借入されたのかを示す履歴を、借入の履歴と言います。
借入の履歴がまったく確認できない場合、無借金なので評価されるというわけではありません。
無借金についてですが、具体的には以下のような仕組みで評価されるようになっています。
若い人であれば、これからなにかしらの形で借金するものなので、最低限の借入に応えてくれる仕組みになっています。
ですが、40代以上にもなって無借金という場合、よほど経済状況が安定していない限りは評価されません。
今まで借金されてきたことがない・・・ということは、「返済が安定しない」可能性を秘めているため、あまり高齢者に対してカードローン審査は優しくないのです。
年金生活されている人が利用している金融機関は、「銀行、中小消費者金融」となっています。
銀行が選ばれている理由は以下のとおりです。
そして、中小消費者金融が選ばれている理由は以下のとおりとなっています。
銀行と中小消費者金融には、あまり大きな差がないため中小消費者金融も選ばれています。
「近年では話題になっている」という点について補足がありますが、中小消費者金融であれば年金生活中の人でも借りられる・・・ということが、今では知られるようになっているため話題にもなっています。
つまり、銀行は高い知名度を誇っていたので、今まで安定した人気を誇っていました。
ですが、銀行や消費者金融で借りづらい人の場合、中小消費者金融で借りるのが妥当と感じる人が今では増えてきているのです。
中小消費者金融であれば、年金生活中の人でもカードローンの審査対象者になれます。
ですが、誰でも利用できるようになっているわけではありません。
以下に該当する人物の場合、カードローン審査が甘い中小消費者金融でも断られることがあります。
年金生活されている人でも、「個人信用情報」を元にしてカードローン審査が行われますので、嘘の情報でカードローン申込を行っても審査落ちになります。
金融機関の利用に関する個人の情報を個人信用情報と言います。
個人信用情報は、銀行や消費者金融で確認されることが多い情報で、審査中に用いられる可能性は100%だと思っておきましょう。
もし、中小消費者金融でも審査上の評価が低かった場合、以下のような審査結果が出やすくなります。
世の中には美味しい話もありますが、カードローンの場合は美味しい話が無い・・・と思っておいたほうが良いです。そのような話に飛びついてしまうと、「悪徳業者」とカードローン契約を交わすことになってしまうからです。
悪徳業者は年金生活中の人も狙っていますので、下記のような謳い文句は信用しないほうが良いでしょう。
上記のような甘い設定というのは、銀行や消費者金融に存在しない設定で、特に「無審査」というのは対応不可の審査方法となっています。
つまり、この時点で怪しむようにしなければ、悪徳業者に騙される可能性は高まってしまいます。
また、一般的に「初回借入(カードローン申込が初めて)」の場合は、以下のように厳しい借入限度額で設定されることが多く、中々50万円以上の設定で契約が開始されることもありません。
高齢に近づくほど借りられる金額は下がっていく仕組みになっていますので、借金返済を多くされている人で、実収入も安定している人であれば「50万円以上」でも審査に通ることがある・・・という状況です。
カードローン審査は年々厳しい審査が目立つようになっていますので、前述のような美味しい話は無いと理解しておいたほうが無難でしょう。
年金生活されている人でも借りやすい銀行ということであれば、三菱東京UFJ銀行のバンクイックがオススメです。
バンクイックは、老若男女から評価されているカードローンで、年金生活されている人も利用が可能となっています。
業者名 | 三菱東京UFJ銀行 |
---|---|
商品名 | 三菱東京UFJ銀行の「バンクイック」 |
融資限度額 | 500万円 |
金利(年率) | 4.6%~14.6% |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上65歳未満の方 2.国内に居住する個人のお客様(※1) 3.安定継続した収入を得ている方(※2) 4.保証会社の保証を受けられる方 ※1 外国人のお客様は永住許可を受けている方 ※2 本人に収入がなく配偶者に収入のある方 |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
遅延損害金 | – |
契約期間 | 1年(※) ※契約から1年ごとに審査を行う形で自動更新 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | アコム(株) |
三菱東京UFJ銀行ですが、サービスの豊富さでも高い人気を誇っています。
特に評価されているのが、WEB完結型と言われている審査サービスです。
本来は、書類などを郵送する形でWEB審査は行われていきます。
しかし、三菱東京UFJ銀行の場合は書類を郵送する必要がないため、WEB審査で審査に通った後はすぐに契約が結べるようになっています。
WEB完結型とは、三菱東京UFJ銀行が提供しているWEBサービスの1つです。
さらにWEBを通じてカードローン審査を受けた場合、以下のようなメリットまで発生しますので、年金生活されている人でも便利なカードローンとなっています。
近年では、男性だけでなく女性もカードローン審査を良く申込むようになりました。
その理由ですが、三菱東京UFJ銀行のような大手でバンクイックのような審査を受けられる点と、以下のような長所もあるため、高い人気を今でも得続けているのです。
低金利の銀行カードローンを求めている場合、中々、みずほ銀行カードローン以上のものはありません。
みずほ銀行カードローンは、収入が少ない人でも申込めるようにもなっています。
そのため、今では年金受給者だけでなく「パート、アルバイト」の方も良く利用されているカードローンとして人気です。
業者名 | みずほ銀行 |
---|---|
商品名 | みずほ銀行カードローン |
融資限度額 | 1000万円 |
金利(年率) | 4.0%~14.0% |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上66歳未満の方 2.国内に居住する個人のお客様(※1) 3.安定継続した収入を得ている方(※2) 4.保証会社の保証を受けられる方 ※1 外国人のお客様は永住許可を受けている方 ※2 本人に収入がなく配偶者に収入のある方 |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
遅延損害金 | 19.9% |
契約期間 | 1年(※) ※契約から1年ごとに審査を行う形で自動更新 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | オリエントコーポレーション(株) |
みずほ銀行でもそうですが、近年では消費者金融より利用者が多い銀行も存在します。
その理由ですが、あまりトラブルがないため安心して利用できるということで、今でも利用者が増加傾向にあるようです。
消費者金融を利用した場合、以下の面でリスクが発生することもありますので、長期利用を考慮した場合は、銀行のほうが安心して利用できる・・・と判断しても問題ないでしょう。
銀行というと、「低収入」では利用できないイメージがありますが、今では大手銀行ほど低収入者の利用を認めているのです。
現在では、銀行カードローン審査は「消費者金融」が保証会社となることで対応しているため、昔のように年収前提の審査は少なくなっています。
担保・保証人を必要としていた時代、保証会社がなかったために担保・保証人が必要でした。
今では保証部分を引き受けてくれる保証会社が存在しているため、低収入者でもカードローン審査に通ることが増えてきたのです。
みずほ銀行の場合、オリエントコーポレーションが保証会社を担当しています。
みずほ銀行はカードローンの運営を行い、カードローン申込後の審査はオリエントコーポレーションが担当している・・・という状況です。
銀行以外にも、カードローン審査のノウハウが多い業者は存在しますので、今では銀行は運営を担当し、カードローン審査と契約後の利用(保証)は保証会社が担当する形になっています。
これにより、従来では審査対象者とならなかった年金受給者なども、銀行カードローンを持てるようになりました。
Copyright c 「評判のイイ消費者金融はどこ?」→「一覧にしておきました」【子羊の羅針盤】 All Rights Reserved.