どこかでお金を借りることになった場合、多くの人がまず候補として考えるのが、アコムやアイフルなどの大手消費者金融ではないでしょうか。あらゆるところで広告などを見聞きするため馴染みがあるし、有名企業という安心感もあって、選びやすいですよね。
そんな大手消費者金融にキャッシングを申し込んで、ちょっと緊張しながら審査結果を待っていたら、「まさかの審査落ち…!」なんていう人もきっといるでしょう。大手は申し込む人が多いですから、その分、審査落ちする人の数も多いとも考えられます。
大手消費者金融の審査に落ちてしまったら、どうすればいいのでしょうか?他に安心して借りられるところってあるのでしょうか?
お金に困って大手消費者金融へ借入の申し込みをしたのに、審査に通らず融資を受けられなかったとなれば、かなりショックを受けますよね。お金がないことの焦りもあって、ヤケクソになってしまう人もいるかもしれませんが、まずは落ち着きましょう。
他にも借りられるところがある可能性だってありますから、それを探すためにもまずは、なぜ大手で審査落ちしたのかを考えてみましょう。
他に借入がないのに否決となるケースの原因として最も多いと推測されるのが、不良属性です。消費者金融の審査では、
などの属性について、それぞれどの程度返済能力のある人なのかをチェックされます。この中のどれか、もしくは全てが不良属性だった場合、審査落ちとなる可能性が高まります。
これらの点を振り返って考えてみて、該当する部分があれば改善してみましょう。たとえば、勤続年数が短い場合は、2年ほど経ってから申し込みをすれば、今度は可決となる可能性もあります。
上記のような属性以外で一番多い否決の原因は、やはりクレジットヒストリーに問題があるケースです。自己破産や債務整理の履歴があったり、他社の返済が滞っていたりする場合は、大手ではかなり厳しいと思われます。
このような場合は、まず現在の残債を返済し切ってから改めて申し込みをするのがベストでしょう。
しかし、「その他社への返済に困っているからこそ、お金を借りたいんだ」という人もいると思います。その場合は、おまとめローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。大手消費者金融にもおまとめローン商品がありますので、相談してみるのも良いと思います。
債務整理をした場合、5年間は信用情報にその履歴が残ってしまいます。なので、5年間は大手に申し込むのは控えておいた方が良いでしょう。5年を過ぎてから改めて申し込みを検討するのが一番良い方法です。
消費者金融にキャッシングを申し込むとき、希望借入金額を記入します。しかし、この希望金額が大きすぎる場合も、否決となることがあります。というのは、消費者金融は貸金業法による総量規制という縛りがあるからです。
総量規制とは、「総借入額を年収の1/3までにする」という規則のことです。他社の借入額と今回の申込金額を合計した金額が、年収の1/3を超えてしまっていれば、審査には通りません。
その他の属性に問題がなければ、減額して融資を受けられることもありますが、大きな希望金額で申し込んだことに警戒されて少しの借入もできないというケースもあり得ます。申し込む前に、他社の借入金額を確認し、総量規制にひっかからない額で申し込むようにしましょう。
さて、ご自身の状況を振り返ってみて、なぜ審査に落ちたのかが何となくでも分かってきたでしょうか。その理由が分かって改善することができたなら、次の申し込みでは可決となる可能性もじゅうぶんあります。
でも、次の申し込みをするにあたって注意したいこともあります。これも、ぜひ事前に知っておいてください。
否決だったからといって次々と申し込んでいると、その履歴がすべて残っていきますから、「お金にとても困っている人=返済能力のない人」と判断され、ますます審査に通らなくなっていきます。
焦る気持ちをグッとこらえて、次回の申し込みまで半年くらいは間を開けてみることをオススメします。その間に属性の改善をしていければ、さらに良いですね。
一回でも審査落ちすると自分に自信がなくなってしまうこともあると思います。そのため、再び否決になることがないように、実物以上に自分を良く見せようとしてウソの情報を記載して申し込みたくなるのは、気持ちとしては理解できます。
しかし、お金を借りるにあたって嘘をつくのは、最もやってはいけないことです。嘘は必ずバレますし、そうすると信用できない人物と思われてしまいます。信用できない人がきちんと返済してくれるとは思えないため、審査に通ることはありません。
信用に足る人物でいることが、何よりも大切です。少々属性が良くなくても、可決されたときにきちんと返済をしていければ信用ができますから、次回からも審査に通るようになります。
審査落ちから半年待ったら次はどこへ申し込もうかということも、悩むポイントですよね。
同じ業者に再チャレンジしてもいいですが、属性が改善できた等の事情がない限りは、止めておいた方が賢明かもしれません。もしも再び否決となったら、また半年待つ羽目にもなりかねません。
では、どんな業者に申し込むのが良いのでしょうか?
大手がダメとなったら、中小消費者金融にも目を向けてみましょう。大手に比べて柔軟な審査をしてくれるところが多いです。中でも、大阪に事務所を構える「フクホー」という業者はおすすめです。
フクホーのフリーキャッシングの概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
限度額 | 5万~200万円 |
金利 | 7.3~20.0% |
利用条件 | 20歳以上で定期的な収入と返済能力のある人 フクホーの基準を満たす人 |
必要書類 | 運転免許証などの本人確認書類 源泉徴収票などの収入を証明する書類 住民票などの現住所が分かる書類 |
債務整理中でも申し込むことができるといった口コミもあり、大手で審査落ちした人にも優しい対応が期待できる消費者金融です。
消費者金融は比較的身近なイメージですが、近年は銀行のカードローンも充実しています。特に総量規制を超えた金額を申し込んで否決だった人の場合は、この銀行カードローンがオススメです。なぜなら、銀行は総量規制の対象外だからです。
銀行カードローンは銀行の数だけあるとも言えるほどたくさん存在しますが、審査が厳しめだと言われています。しかし、その中でも柔軟な審査が評判の楽天銀行スーパーローンをご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
限度額 | 500万円 |
金利 | 4.9~14.5% |
利用条件 | 20歳以上62歳未満で日本国内に住んでいる人 安定した収入がある人または専業主婦 保証会社の保証を受けられる人 |
必要書類 | 運転免許証などの本人確認書類 融資額300万円以上の場合は源泉徴収票などの収入を証明する書類 |
インターネットで簡単に申し込めるうえに、銀行カードローンならではの低金利が魅力です。大手消費者金融に断られた人にもオススメの商品です。
大手消費者金融で審査に落ちると「もうダメかも…」なんて思えてしまうかもしれませんが、諦める必要はありません!審査落ちした原因を考えてみて思い当たることがあれば、改善してみましょう。
それから中小消費者金融に申し込んでみれば、意外とすんなり可決したという展開も、じゅうぶんあり得ます。希望を持ってください。
くれぐれも、慌てて申し込みすぎて「申し込みブラック」にならないように気を付けてくださいね!
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