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親の名前を使うのは危険!学生でも自分の名前でキャッシング可能

キャッシングを申し込むとき、学生では審査に通らなかいかもしれない、お金を借りられないかもしれない、そう考えている人は多いでしょう。

そんな時、どうしてもキャッシングを利用したい!と親の名前で申し込みをしよう、等という考えを持つ人もいるかもしれませんね。しかし、それはとても危険な行為です。

学生でも、自分の名前でキャッシングする方法はあります。親の名前でキャッシングをすることのリスク、そして学生でもキャッシング可能な方法についてご紹介しましょう。

親の名前でキャッシングをしたい!考えられる状況とは

どうしても親の名前でキャッシングがしたい、キャッシングしなければいけない、そんな状況とはどのようなものが考えられるでしょうか。

  • 自分が未成年者である
  • きちんと働いていない、収入が少ない
  • 信用情報に問題がある

いずれにしても、審査に通ることが出来ない、不安要素を抱えているという状態にあるはずです。それでもお金を借りなければいけないということであれば、自分以外の誰かの名義を使えないか、と考えるわけです。

しかし、赤の他人である第三者の名前を使うのは問題があるかもしれない、とは思うはずですよね。しかし、親の名前であれば比較的抵抗感も少ないかもしれません。血縁関係があれば許されるのでは?そんな思いがある為でしょう。

ただ、自分の名前でキャッシングを出来ないと言った状況にあるからと言って、安易に他人の名前で申し込みをしてみようと考えてはいけません。そのリスクについて、次の項目でご紹介しましょう。

他人名義でキャッシングをする3つのリスクとは

第三者の名前ではもちろん、親の名前でキャッシングを申し込む・利用する事に対しての3つのリスクを挙げてみます。

  • 違法行為として罰せられる
  • 自分が返済出来なくなった際は契約した名前の人が督促を受ける
  • 他人名義でのキャッシングが判明した場合、一括返済を求められる場合がある

それぞれのリスクについて、チェックしていきます。

刑事罰の対象に!?他人名義のキャッシングは違法行為

まず、親の名前であっても自分ではない名前でキャッシングをするという事は、違法行為となります。つまり、刑事罰の対象となってしまうのです。

その罰則としては、懲役10年以下となっています。この刑罰が重いか軽いかは、人によって感じ方が異なるとは思いますが、親の名前だから良いだろう、なんて安易な考えで10年の懲役を受けることになるのは大きすぎる罰だとは思いませんか?

それだけ、自分の名前ではない第三者の名義でキャッシングをするという事は危険な事であるという事を覚えておきましょう。

契約者=利用者が基本!返済できなくなった時に迷惑をかける恐れも

基本的に、契約者がキャッシングを利用するというのが当然ですよね。ですから、何かしら問題が起これば、その連絡は契約者に行きます。親の名前を勝手に使ってしまった場合、親にバレてしまうわけです。

契約者に連絡がいく最大の理由が、返済の遅れです。2・3日の遅れぐらいでは連絡しないかもしれませんが、数週間、1か月と遅れれば当然連絡をしますよね。

その連絡先は、個人向けの携帯電話であれば良いのかもしれませんが、自宅への電話、もしくは督促状が送られてくる場合はどうでしょうか。自分の身に覚えのない電話や督促状が来るというのは恐怖ですよね。

そのような迷惑をかける可能性があるので、自分の名義でのみキャッシングを行うようにして頂きたいですね。

他人名義で申し込みをしたことがバレれば一括返済!?

通常、キャッシングをした際は毎月指定された金額を返済することになります。借入をした金額よりも少額で、ある程度負担も軽い金額になっています。だからこそキャッシングをすることが出来ているとも言えるわけです。

しかし、もし借入をしたお金を全て一括で返済しろと言われたらどうなるでしょうか。当然、そのお金を用意することが出来ずにキャッシングをしているわけですから、相当難しい問題となるはずです。

他人名義で申し込みをした、申し込みで虚偽の申告をしたとバレた時点で、一括返済を求められ、すぐに返済しなければいけない状況に追い込まれてしまう可能性があります。

自身の首を絞めてしまう事にもなりますから、キャッシングをしたことで結果的に苦しい思いをするというリスクがあるということは知っておかなければいけません。

バイト収入があればOK!学生でもキャッシングは可能

学生だとキャッシングは難しい、そう考えているかもしれませんがそうとは限りません。多くのキャッシング会社では、申し込み条件を次のように定めています。

  • 20歳以上
  • 安定した収入がある

つまり、「学生だからNG」と定めているわけではないのです。もちろん、キャッシングによっては学生だと利用できないところもあります。しかし、申込条件に「学生不可」という記載がなければ、安定した収入さえあれば利用できるチャンスはあるのです。

しかし、学生で安定した収入を得るというのは難しい気もします。学生だと、正社員として働くことが出来ませんからね。

では、ここで安定した収入の定義を見ていきましょう。

  • 毎月一定の収入を得ている
  • 今後も継続して収入を得ることが出来る

この条件であれば、アルバイトでも満たすことが出来ると思いませんか?毎月一定以上のシフトに入れば、その金額は多くなくても一定額の収入を得ることは可能です。そして、アルバイトを辞める日までは、継続して収入を得続けることが可能となりますよね。

実際、パート・アルバイトでも申し込み可能なキャッシングは多々あります。そして、学生不可でなければ十分申し込み条件をクリア出来るというわけですね。

アルバイトをして収入があるようであれば、普通にキャッシングを申し込んでも審査に通る可能性があるということを覚えておきましょう。

キャッシング可能な金額は年収に影響!?知っておきたい総量規制

学生でも、アルバイトをして収入を得ていればキャッシングが可能だという事は紹介しました。しかし、実はキャッシングできる金額というのは総量規制によって制限があるのです。その制限とは、「年収の3分の1を超えない金額」ですね。

いくらアルバイトをしていても、毎月の収入が3万円、年収で36万円だったとすれば、キャッシング出来る金額はMAXでその3分の1である12万円となってしまうわけですね。

また、この12万円というのはMAXの金額です。新規契約で、このMAX金額をキャッシングできる可能性はほぼゼロだと考えてください。つまり、キャッシング出来たとしても数万円程度になってしまうわけです。

それでも良い、十分だ、と考えるのであれば良いでしょうが、キャッシング出来る金額には法的な制限があるということは覚えておきたいですね。

学生がキャッシングするなら学生ローンを利用するのもアリ!

学生だから利用できるキャッシングに、学生ローンがあります。学生ローンは、その名の通り学生の為のローン商品です。カードローンではなく、あくまでもフリーローンという形になりますから、何度でも繰り返し借入出来るわけではありません。

しかし、何らかの目的で現金が必要になったということであれば、十分利用できると思いますよ。

1977年創業、学生ローンとして老舗のカレッジを紹介しておきましょう。

金利 融資額 返済方法
17.0%(新規) 1,000円~50万円 利息以上の金額であれば
いくらでもOK

カレッジの最大の特徴は、その返済方法です。多くのキャッシング会社では、毎月の返済は借入残高に応じた金額、もしくは指定された一定額という事になっています。

しかし、カレッジでは毎月返済金額は利息金額以上であればいくらでもOKです。金額によっては、毎月数百円の返済でも大丈夫ということですね。

学生でアルバイト収入のうちは利息のみの返済、就職して余裕が出来たら元金の返済、ということが可能なのです。無理なく返済することが出来るとも言えます。

ただし、毎月の負担が少ないというだけで返済期間が長くなればその分返済総額は膨らんでいきます。利息は、借入れをしている期間にかかってくるものです。1日でも早く返済した方が、お得であることは間違いありません。

利息というのは、1日毎にかかっていきます。だからこそ、1日でも早く返済しておいた方が返済総額は少なくて済むわけですね。

自身の収入を考えて、利息のみの返済とするか、元金分についても返済していくか、じっくり考えるようにしましょう。

未成年は基本的にキャッシング不可!?親の同意があれば可能に

キャッシングは、安定した収入があればOKという条件があるのが一般的です。しかし、年齢制限として「20歳以上」となっているところがほとんどです。

大手消費者金融や銀行カードローンの年齢条件をチェックしてみましょう。

カードローン名 年齢条件
プロミス
フリーキャッシング
20歳以上69歳以下
アイフル
キャッシングローン
20歳以上
モビット 20歳以上69歳以下
レイク 20歳以上70歳以下
楽天銀行
スーパーローン
20歳以上65歳未満
三井住友銀行 20歳以上65歳未満

このように、どこを見ても基本的に20歳以上を条件としていることが分かりますよね。

では、収入があっても未成年はキャッシングすることが出来ないのでしょうか。実は、未成年でもキャッシングする方法はあるのです。それは、未成年が親権者の同意を得るという方法です。

親の同意があれば、未成年者でもキャッシング契約を結ぶことは法的に可能となります。もし未成年でキャッシングをしたいという事であれば、きちんと親の同意を得て手続きをするようにしましょう。

親の同意を得られずに結んだ契約は取り消し可能!

未成年者の場合、何らかの契約を結ぶ際には親の同意が必須となります。これは法律によって決められたことであり、未成年者を守るためでもあるのです。では、未成年者が親の同意を得ることなくキャッシングの契約を結んでしまった場合はどうなるのでしょうか。

実は、親や未成年者が後からキャッシングの契約を取り消すことが可能となってしまうのです。

このような取り消しを防ぐために、次のような手続きを行うようにしていますね。

  • 同意書や契約書に親の署名・捺印を求める
  • 実際に電話等をして確認をする

ただ、現実的には同意書・契約書に親の署名・捺印があれば同意されたとの認識が行われてしまいます。これは、未成年者が自分自身で勝手に記入してしまう可能性もゼロではありませんよね。

その場合でも、親が申し立てを行う事で契約の取り消しを行う事が出来るのです。このようなリスクがあるので、キャッシング会社は未成年との契約を積極的には行っていません。

最初から、申し込み条件を20歳以上としているところが多いのは、その為だとも言えます。ただし、未成年者が自分自身を未成年者ではないように偽って契約をしたケースでは、契約が取り消しできない事もあります。

未成年者がキャッシングの契約をする際には、親の同意が必須です。それは変えることが出来ない事ですので、きちんと認識しておきましょう。

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