お金ってあればあるほど使いたくなりますよね。「ブランドのバッグが欲しい」「ちょっと見栄をはりたい!」そんな望みが、あと少しのお金で叶えることができるのなら、消費者金融で手軽に借入れしてみたいですよね。
実際、消費者金融では安定した収入さえあれば借入れが簡単にできます。もちろん、ブランド品が欲しい等の望みのために借りることもできますし、今月の生活費がちょっと足りないといった切実な悩みのために借りることもできます。
ただし、借入れは借金です。消費者金融で借り過ぎて借金地獄に陥った、という話しも聞いたことありますよね。ここでは、どんな人が借金地獄に落ちてしまうのか、その可能性を見ていきますよ。
お金を使う時には、「必要なモノ」と「欲しいモノ」に分けて考える必要があることは知っていますか?例えば、「車がないと不便な場所に住んでいて、生活必需品として車が必要」という場合であれば、車を買うのは必要なモノとして考えることができます。
けれど、「交通の便が良くて車が無くても不自由しない、けど車が欲しくて買いたい」という場合は欲しいモノとして考える必要があります。
必要なモノを買う時には借入れをしてでも手に入れる必要がありますが、欲しいモノを買う時にはお金が貯まってから手に入れると良いのです。
お金の使い方 | 必要なモノ | 欲しいモノ |
---|---|---|
お金を用意する方法 | カードローンで借入れ | まずは貯金してみる |
欲しいものを欲しいだけ買っていたのでは、すぐにお金がなくなってしまいますよね。そのため、お金を使う前には本当に必要なモノなのか、チェックすることも重要なのです。
けれど、それは分かっていても飲み会や冠婚葬祭などの交際費は急にお金が必要となりますよね。貯まるまで待つことはできません。そんな時には、やはりカードローンで借り入れする必要がありますね。
お金を借りてまで用意する必要があるのか吟味したうえで、必要であると判断した時には、消費者金融での借り入れも役立つ選択肢となりますね。
そのため、返済計画さえしっかりしていれば、むやみに借金地獄を恐れて借入れを控える必要もないのです。けれど消費者金融から借りたお金なのに、借金だという感覚がなくなってきたら危険信号です。
「そんなことあるハズがない」「借りたお金なんだから、自覚はある」という人でも、他人事ではありませんよ。ATMから繰り返し何度もお金を借りていると、そのうち自分の預金口座からお金を引き出している感覚に陥ってしまうのです。
例えば、毎回1万円の借入れをしていると「自分の収入+借入れの1万円」が、自分の使えるお金のように感じてくるのです。「今月生活費ギリギリだけど…いざとなったら借り入れできるから大丈夫か!」となってしまい、ちょっとしたことでも「借りてしまおう」と、なってしまうのです。
そうなると、借りては返す…を繰り返し、利息が膨んで返せなくなる借金地獄へ落ちてしまう可能性が出てきますよ。
「えっ!それなら借りない方が良いのかも…」「いつの間にかカードローンを常用してしまうかも…」中には、そんな風に不安になる人もいますよね。そんな人でも借入れして大丈夫なのです!安心して借りれる理由を説明していきましょう。
実は、消費者金融などの貸金業者が対象となる貸金業法は2010年6月に改正されたのです。そして、借り過ぎを防ぐ内容が加えられたのです。
改正貸金業法で借り過ぎを防ぐ内容と言えば、以下の2点があります。
制度 | 内容 |
---|---|
総量規制 | 年収の1/3を超える借入れはできない |
指定信用情報機関制度 | 申込者の信用情報を貸金業者で共有 |
改正貸金業法にこれらの制度があるため、借り過ぎることがほぼ無いのです。
先ほど紹介した総量規制とは「年収の1/3を超える借入れはできない」という規制ですが、これがあるせいで満足な金額を借りることができないと、思った人もいますよね。けれど、これがあるから借り過ぎを防ぐことができるのです。
総量規制ができるまでは、借入金額の上限が設定されていなかったため、好きな金額を借りることができました。けれど、そうなると多重債務に苦しむ人が増えてきたのです。
そこで、総量規制を設けて借りることができる金額に上限を設定したのです。債務者が借金地獄に陥らないための対策なのですよ。
いくら総量規制を作っても、他社と連携が取れていなければ、1社で年収の1/3まで借りて、2社目で年収の1/3を借りる人も出てきますよね。そうすると借入れ先を変えていけば、借金は膨らんでしまいます。
そこで、改正貸金業法では「指定信用情報機関制度」を設けています。要するに、貸金業者はいずれかの信用情報機関に登録をして、借入れの申込みがあれば申し込んできた人の借入れ履歴を信用情報機関でチェックするのです。信用情報機関には以下の内容が登録されていますよ。
申込みがあると、信用情報機関を照会して、これらの内容をチェックするのです。契約金額の記載もありますので、年収のどのくらいまで借入れ済みなのか確認することも可能ですね。
貸金業者が申し込んできた人の総借入金額をチェックすることで、借金地獄に陥ることを防いでいるのです。
もともと借入れ=借金であることを自覚している人は、借金地獄に落ちる可能性は低いのです。そして、貸金業法が改正されてからは借入れ額に上限がつくようになったため、ますます借金地獄に落ちる可能性は低くなりました。
この貸金業法は、中堅消費者金融でも同じく適用となっていますので、フクホーやアローといった中堅消費者金融に申し込みをしても、他社と合わせて年収の1/3を超える借入れは出来ません。
また、銀行カードローンでは貸金業法は適用となりませんが、銀行は銀行独自の審査で借入れ額の上限が定められています。だいたいどの金融機関でも年収の1/3~1/2程度となっていますね。そのため、借金地獄に落ちる可能性は低いと言えますよ。
金融機関 | 借入れの上限額 |
---|---|
消費者金融 | 年収の1/3まで |
銀行 | 年収の1/3~1/2程度 |
闇金 | なし |
上記の表より、借金地獄に陥る可能性があるとすれば、闇金ですね。闇金には貸金業法や銀行法が適用されません。そのため好きなだけ借りることができます。ただし、金利も貸金業者や銀行とは比べ物にならないほど高くなっていますので、返済するのはとても大変となります。
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