年金生活されている場合、カードローンの業者はどこでも自由に選べるというわけではありません。
年金生活者向けカードローンを選択されないと、カードローン審査を行ってもらえないので注意しましょう。
また、ネットでは年金受給者のカードローン情報を知ることもできますが、内容によっては古いものもあるので気をつけてください。
今回は、これから先も利用可能なカードローンとして、大手銀行で販売されている年金生活者向けカードローンの案内を行っていきます。
インターネットで「年金生活者向けカードローン」を探していると、あらゆる情報が見つかるため混乱することがあります。
なので、簡単に年金生活者向けカードローンをまとめてみました。
※サラリーマン金融の略称
このような状況、利用制限で借りることになるのが年金生活者向けカードローンの特徴です。複雑に感じるかも知れませんが、一般的なカードローンと比較しても大きな差はありませんので、安心して借りられると思って問題ないでしょう。
次に紛らわしい情報についてまとめていきます。
65歳以上は借りられないというのは、「根拠の無い噂」だと理解して問題ありません。というのも、銀行では65歳以上に対して年齢制限を行っていることがあるため、多くの銀行を対象にするとそのような銀行も見つかるからです。
次に高齢者用カードローンは確かに存在しますが、別に一般のカードローンが使えないわけではありませんので、こちらも根拠の無い噂程度の情報となります。
担保・保証人については、年金生活されている人の借入状況、収入によって変化するだけです。
年金生活されていない人でも、これらの状況が怪しい際は求められるようになっているので、年金生活されている人だけ差別されているわけではないのです。
年金生活者向けカードローンを利用する前に知っておいたほうが良い情報として、「年金を担保とした融資」があります。
年金担保融資、年金担保貸付というのですが、これらはどちらも違法という扱いになるので注意しましょう。
年金を担保とした状態で、借入を行うことを年金担保融資(貸付)と言います。
過去に借入をされた人がトラブルを頻発したため、今では担保という形で借入することはできなくなりました。
具体的にどのようなトラブルが頻発したのかというと、以下のようなトラブルが頻発していたのです。
契約者にとって最も通るのは「大きな借入」が認められることです。
年金生活されている人の場合「他に収入がない」ため、返済に苦労するようではカードローン契約の意味がありません。ですが、このような借入を認めている時期もあったのです。
そのため今では、「年金受給者の借入限度額に制限がかかる」状態となっています。大手や中小に関係なく、大半の金融機関では年金受給者に対して10万円~50万円程度で貸付を行っています。
男性よりも女性のほうが長生きするというのは、今では知らない人がいないほど有名です。そのため、銀行やサラリーマン金融でも審査が甘くなりやすいのは女性とされています。
ただ、このようなカードローンを利用する際は、「主婦向けカードローン、女性向けカードローン」を利用されたほうが良いでしょう。
その理由は以下のとおりです。
一般のカードローンでは審査が厳しいこともあります。中には「年収100万円以上の方のみ」審査を申込めるものもありますので、女性であれば誰でも審査を申込めるというわけではありません。
また、高齢者であっても配偶者に収入がある場合、年金受給者として借りないでも済むこともあります。
このような貸付を「配偶者貸付」と言いますが、配偶者貸付の場合は以下のような利点もありますので、無理に年金生活者向けカードローンを探す必要もないのです。
近年では、年金受給者を狙っている悪徳業者の存在も明るみに出るようになりました。
具体的な内容では、以下のような内容が含まれるカードローンは、悪徳業者が販売しているカードローンだと判断したほうが良いでしょう。
年金生活者向けカードローンというのは、「これほどの好条件」で借りられないようになっています。
つまり、条件が他に比べて良いと感じるカードローンは、「疑ったほうが賢明」となるのです。また、このようなカードローンを見つけても、連絡などは行わないほうが良いでしょう。
悪徳業者も、このような悪質なカードローン販売に慣れているため、話を聞いていると通常のカードローンと違いがない・・・ように思ってしまうためです。
悪徳業者の方でも、連絡を行ってきた相手の電話番号を控えていることが多いため、迷惑と感じるほど営業の電話がかかってくることまであります。
年金受給者の場合、正常な生活を送られていても審査に通らないケースはあります。
このような場合、カードローン審査が厳しいのではなく、借入側に問題があると判断したほうが良いでしょう。
どのような点で審査落ちとなっているのか?に関しては、以下のような理由のために良く落ちていると判断してください。
年金生活者向けカードローンは高齢者が利用されているため、「高齢で審査に落ちるのはおかしい」・・・と思ってしまうものです。
ですが、こちらはそれほどおかしい理由ではありません。というのも、人によっては高齢であるだけでなく、高齢のため病気を抱えている人もいるからです。
貸付対象者の年齢制限は、あくまでも「可能な範囲」として表記されているだけなので注意してください。そのため、69歳以下までOKとあっても審査に落ちることはあります。
他からの借入がすでにある場合も同じです。
このようなケースでは、「借入限度額一杯まで」借りている可能性があります。急に審査に通らなくなった際は、なるべく1軒ずつ借入を終えていったほうが、カードローン審査に通りやすくなるでしょう。
最後にカードローン審査では、「素行もチェックされる」ということを覚えておきましょう。
素行というのは、電話連絡の際の態度のことです。態度が目に見えて悪い、もしくは「すぐにお金を貸して欲しい」というケースでは審査が厳しくなります。
相手の態度が横暴、もしくは金策に走っている・・・と判断される人では、銀行やサラリーマン金融で審査に通るのは難しいでしょう。
審査が甘いサラリーマン金融で、借入希望額を最低に設定されても審査に通らない・・・という人はいます。
このようなケースでは、「信用に問題がある」と判断したほうが良いでしょう。
主にカードローンの信用に対して影響を与えてしまうケースでは、以下のようなケースがあります。
ブラックとは、金融機関の利用に対して大きな問題を抱えている人物のことです。
金融機関ではこのような情報も共有しているので、迷惑をかけたことがない業者であっても、カードローン審査に通らないようになることがあります。
高齢者の場合、年金受給者としてカードローン審査を受けてみると、「1社目、2社目まで」は審査が甘いため、カードローン審査は全体的に甘い?と錯覚してしまう人もいます。
ですが、1件目の借入契約を結ばれてから、1ヶ月も経過せずに次のカードローン審査を申込まれると、「借入が急過ぎる」ということで審査が厳しくなりやすいのです。
それと、カードローンは「返済の遅延を認めていない」点も注意しましょう。
借入額が小さければ良いのですが、借入限度額一杯まで借りている状況では、カードローン審査に通らなくなるだけでなく、現在の借入限度額が引き下げられることまであります。
これから先、長くカードローンを使っていく予定がある人は、新生銀行レイクで借入を検討するのが良いかと存じます。
新生銀行レイクをオススメする理由ですが、審査が甘く長期借入を認めている大手銀行だからです。
他にも以下のような面で、他よりも優遇されるカードローンとして評価されています。
業者名 | 新生銀行レイク |
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商品名 | 新生銀行カードローン |
融資限度額 | 500万円 |
金利(年率) | 4.5%~18.0% |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上70歳以下の方 2.国内に居住されている方(※) 3.保証会社の保証を受けられる方 ※外国人のお客さまは永住許可を受けている方 |
遅延損害金 | 20.0% |
契約期間 | 5年(60回) |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | 新生フィナンシャル(株) |
年金生活者向けカードローンであれば、中々新生銀行レイク以上の金融機関は見つかりません。
というのも、レイクとして運営されていた時からノウハウが蓄積されているからです。
今では新生銀行が運営、レイクは提携先としてローン審査・契約後の対応を担当するようになりました。
そのため、借入先については新生銀行ということで問題ありません。カードローン審査で通るためには、レイクの審査基準を満たす必要があるだけなので、「実質レイクで審査を受けている」ようなものです。
レイクは、サラリーマン金融時代から「女性、高齢者」を対象としたカードローン審査を行っています。そのため、今では年金生活者向けカードローン審査まで行うようになりました。
他の業者と比較しても以下の点で甘いことが多く、自己都合に合わせたカードローン審査を行ってくれるという点でも評価されています。
審査を受ける時間帯というのは、今では大まかに定められている状態です。
審査が営業時間内に行われた場合、銀行やサラリーマン金融によっては即日で入金(融資)してくれるサービスも行っていますが、このようなサービスを即日融資と言います。
一般的な銀行では、中々「借入限度額が増額されないまま」となりますので、新生銀行レイクは将来性も評価されているのです。
メガバンクとして知られているみずほ銀行ですが、カードローンについても「低金利で使いやすい」と評判です。
金利は借入額に応じて変動する仕組みになっていますが、みずほ銀行は上限金利が低いため低金利と判断して問題ありません。
金利が4.0%~14.0%と設定されている場合、最低(4.0%)を「下限金利」、最高(14.0%)を「上限金利」と言います。
金利は固定金利でない限り変動するため、借入額が小さい場合は上限金利が設定されるようになっているのです。
「50万円以内」の借入では、他の金融機関でも上限金利が設定されるようになっています。ですが、みずほ銀行であれば「他より1.0%~4.0%ほど」金利が低く設定されているため、無駄な利息が発生せずに済むのです。
業者名 | みずほ銀行 |
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商品名 | みずほ銀行カードローン |
融資限度額 | 1000万円 |
金利(年率) | 4.0%~14.0% |
お使いみち | 自由(※) ※事業性資金は除く |
審査基準 | 下記の条件をすべて満たす必要あり 1.年齢が満20歳以上満66歳未満の方 2.安定継続した収入を得ている方(※) 3.保証会社の保証を受けられる方 ※ご本人さまに収入がない場合、配偶者に安定かつ継続した収入がある方 ※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が審査対象となる |
遅延損害金 | 19.9% |
契約期間 | 1年ごとの自動更新 |
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | 株式会社オリエントコーポレーション |
大手銀行というと、「審査が厳しい」と思われているところがあります。
ですが、大手や中小でカードローン審査に大きな違いがあるわけではありません。
では、どうして審査が厳しいというイメージが定着したのか?というと、以下のような背景があり、審査が厳しいというイメージが定着してしまったのです。
今では、上記についても変化していますので、その分だけ審査が甘くなるようになりました。
このような対応が可能になった理由ですが、今では昔と違い審査を担当しているのが「保証会社」となったため、今では昔より甘い審査を受けられるようになりました。
カードローン契約後の保証部分を受け持つ会社を保証会社と言います。
保証会社はカードローン審査、契約後の利用状況の確認や連絡を担当しているため、審査に通るためには保証会社の保証を受けられないといけません。
過去では、「自由に審査して良い」ということになっていました。そのため、カードローン審査が厳しい業者は厳しいまま・・・だったのですが、今ではノウハウが多い保証会社が銀行と提携しているため、審査で落ちてしまう人も減っているのです。
みずほ銀行にも言えることですが、カードローン審査はちょっとしたコツでさらに審査に通りやすくなります。
主に以下の点に対して注意を払うと、よほどの問題を抱えていない限りはカードローン審査で落ちることもないでしょう。
借入というのは、「初回の場合は20万円以内」が好ましいです。借入は100万円以上でも対応可能・・・となっていますが、年金受給者の場合は該当しないと思っておきましょう。
目安としては、「最大でも収入の4分の1程度」と理解しておいたほうが良いです。
つまり、年金受給者として年間に100万円のお金を得ている人は、多くても25万円前後で借入を調整したほうが賢明となります。
次に「信用の証明」を先に行っておくと良いです。クレジットカードを所有するだけで良いのですが、クレジットカードはカードローンと比較して審査が甘いです。
ですが、このような審査で通ったという実績があると、カードローン審査時にも評価されるようになっているため、無借金でいるより審査に通りやすくなることがあるのです。
最後に「相談は大事」だと理解しておきましょう。
相談されていると無理な借入をしないで済むようになりますし、なによりも「対応が丁寧」なため、審査上で評価されやすくなるのです。
高齢者の場合、「質疑応答」などが正確であればあるほど、痴呆などの可能性が否定されるようになるため、長期借入についても認められやすくなります。
みずほ銀行のような大手の場合、「最適なプラン」を提示してくれることもありますので、時間を使って相談されても時間の無駄になるわけではありません。
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