レイクと言えば昔、超大手と肩を並べるくらいに有名だった消費者金融。覚えやすいメロディーが印象的なCMで、その存在を知った人も多いのではないでしょうか。
このレイクですが、今は新生銀行の商品の一部になっています。とはいえ、キャッシングの関連で、相変わらずの有能さを見せつけていることは間違いありません。利用して損はありませんよ。
それでもまだ、レイクで借りることを迷っている人もいるでしょう。お金のことには慎重になって当たり前です。借りる前にレイクと似たサービスを行っている会社をチェックして、自分にとってもっとも良いキャッシングを探しましょう。
元々は大手の消費者金融だったレイク。消費者金融が爆発的な人気を博した時代、多くの顧客を獲得し、順調な経営を続けていました。その後の2011年、新生銀行のカードローン商品として生まれ変わっています。
消費者金融としての業務形態は終了し、完全に銀行の商品の一部となったレイクは、それでも相変わらずの人気を博しています。ただ、以前の印象が強い人は、相変わらず消費者金融のままだと勘違いしているのも確か。実際は銀行の商品ですので、できれば勘違いを解消して欲しいものですね。
消費者金融から銀行の商品となったレイクには、思った以上に利用者にとってメリットの多い商品になりました。特に、消費者金融時代から使っていた人としては、継続してまた利用したくなるような点もあります。
消費者金融には、総量規制という、何とも厄介な決まりがあります。年収の三分の一以上を借りられないという決まりですね。返済能力さえあれば問題ないはずなのに、これでは多少大きなお金が必要な時には困ってしまいます。
また、銀行の商品として考えると、審査がとても速いという点はぜひ注目したいメリットです。審査が厳しい、時間がかかる、というイメージの銀行ですが、新生銀行カードローンレイクはそんなことがありません。
審査の時間は最短で40分。これは他の銀行商品では見られないスピードです。時間がない時や銀行の審査の長さにうんざりしている人がいれば、これだけでもレイクをお勧めしたくなる理由ですよね。
審査が速いという説明をしましたが、新生銀行カードローンレイクは本当に速いです。最短で40分、これは業界でも最短と言っても過言ではありません。かと言って適当な審査ではなく、利用者の重要な部分はきちんと押さえるノウハウも持ち合わせています。
これらの情報は、基本的に自己申告と、信用情報機関で参照されて審査されることになっています。レイクはその工程を、消費者金融時代から培ったノウハウで、他の追随を許さない速度でこなすことを実現しています。
審査が速いことばかりが美点ではありませんが、ストレスなく契約できるという点において、このスピードは利用者にとってありがたいものです。
消費者金融の利点と言えば、やはり手軽に利用できるということでした。対して、銀行のカードローンは、審査に時間がかかったり、返済方法が限られたりと、少々不便に感じてしまう点があったのも確かです。
金融機関 | 審査 | 証明書の提出 | 金利 |
---|---|---|---|
銀行 | 必須 | 時間がかかる | 低い |
消費者金融 | 最速40分 | 一定額以下は不要 | 高い |
銀行と消費者金融を簡単に比較すると、このような差が出ます。どちらにもメリットがあり、どちらにもデメリットがあることが分かりますね。銀行は不便を感じる部分がある代わりに金利が低く、消費者金融は利便性が高い代わりに金利が高めになっています。
しかし、新生銀行カードローンレイクは、そのどちらの利点も踏まえた商品になっています。消費者金融時代の利便性はそのままに、銀行の商品としての安定感を持つようになったのです。人気が出るのも当たり前と言えそうですね。
新生銀行カードローンレイクの特徴として顕著なのは、今まで消費者金融を利用していた人が、新たに申し込みをするケースが多いということです。もちろん、消費者金融ではなく、銀行の商品だと理解した上での申し込みです。
元が消費者金融だったため、気分的に身近に感じるという理由もあるかもしれませんが、それに加え、やはり銀行の商品ならではのメリットを見逃せないためでしょう。
新生銀行カードローンレイクは、正直に言ってしまえば、金利が少し高めになっています。他の銀行の有名なカードローン商品と比較してみましょう。
商品名 | 借入限度額 | 金利 |
---|---|---|
三菱東京UFJバンクイック | 500万円 | 4.6%~14.6% |
新生銀行カードローンレイク | 500万円 | 4.5%~18.0% |
借入限度額については差がありませんが、やはり金利面を見てみると、多少の違いが目につきます。これを気にする人は、レイクを利用することに向いていないと言えます。
しかし、それでも消費者金融から乗り換えたいという人は、「銀行の信用情報を積める」というメリットを求めていると言えるでしょう。銀行の融資商品を問題なく利用すると、信用情報が積み重ねられていきます。
新生銀行カードローンレイクは、従来の銀行カードローンよりも、どちらかと言えば消費者金融に近い感覚で利用することができます。他の消費者金融と比較してみましょう。
ブランド | 金利 | 限度額 | 特徴 |
---|---|---|---|
レイク | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 | 30日間or180日間利息無料 |
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~500万円 | 30日間利息無料 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 | 30日間利息無料 |
消費者金融の中でも超大手として知られる、アコムやプロミスと比較すると、金利や限度額の面ではそれほど差がついてはいません。しかし、注目したいのは、利息無料の期間のことでしょう。
大手の消費者金融が「30日間無料」としていることに比べ、新生銀行カードローンレイクは、「30日間利息無料」か「180日間利息無料」が選べるのです。
大手消費者金融の無利息期間サービスが一律30日間であることに対し、レイクは2種類の無利息期間を選ぶことができます。どちらも条件がついていますが、共通する条件としては、「レイクを初めて利用する人」に限られています。
最初に利用する時、どちらの条件で契約をしたかによって、選択できる無利息期間が違ってきます。利息の元となる金利は、借入額が低いほど高く、借入額が高いほと低くなるので、借りる金額によって利息も変わって来ることも考慮して、自分に適した方を選びましょう。
レイクがどういった存在であるかは、おおかたご理解頂けたかと思います。では、「レイクと似ている会社はどこ?」という面から考えてみましょう。
レイクと似た会社と言えば、消費者金融のノーローンをご紹介することができます。こちらも便利な無利息期間を設けており、人気のある消費者金融です。超大手の消費者金融ほど知名度はありませんが、それでも抑えておきたい一社であることは間違いありません。
ノーローンの無利息期間は、レイクのように二種類あるわけではありません。他の消費者金融と同様、一種類になります。しかし他の消費者金融と一線を画すのは、その特徴的な内容によるものと言えるでしょう。
レイクとノーローンが似ているという部分は、無利息サービスが独特であることでしょう。
ブランド | 特徴 |
---|---|
レイク | 初めて利用する人に限り、30日間、または180日間の利息が無料 |
ノーローン | 初めての利用に限らず何度でも、一週間の利息が無料 |
ノーローンは一週間以内に返済を完了すれば、何度利用しても利息が無料となるサービスを展開しています。これは会社にかなりの体力が求められるサービスですが、それもそのはず、ノーローンはレイクと同じ系列の会社なのです。
無利息期間サービスの充実度の理由も、バックに新生銀行がいるからこそ。利用者にとっては嬉しいサービスですから、ぜひこのまま続けて欲しいものです。
ノーローンの基本情報は以下のようになっています。
項目 | 内容 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|---|
一本化の利用 | 4.9%~18.0% | 1~300万円 | 可能 |
最低金利がレイクよりは少し高く、限度額は200万円ほど低くなっていることが分かります。金利に関しては、消費者金融としては妥当なラインでしょう。限度額は他の消費者金融と比較すると、少し低いかもしれません。
ノーローンを利用することに向いている人を考えてみましょう。
ノーローンのように、いわば、細かい使い方を望んでいる人には向いている消費者金融だと言えます。少額を繰り返し、短期間でキャッシングをする人に良いかもしれません。
逆に、ノーローンの利用に向いていない人を考えてみましょう。
新生銀行カードローンレイクに似ているのが、親会社の系列が一緒であるノーローンであることは驚きかもしれません。レイクは銀行商品で、ノーローンは消費者金融ですが、それぞれの特徴を意識して使いたいですね。
特に、無利息期間サービスに関しては、おそらく銀行業界でも、消費者金融業界でも、同業他社から頭ひとつ抜きん出ていることは確実です。
銀行商品であるレイクを利用するのか、それとも消費者金融であるノーローンを利用するのか。自分にメリットが多いのはどちらかをよく考えて選んでみて下さいね。
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