「お金を絶対に借りたい!」という思いが強い時に、やってしまいがちなのが同時に2件申し込みですね。中には3件・4件と通るまで申し込む人もいます。
けれど、この行為は審査に通るどころか落ちる原因となってしまいますよ。そこで、どうしてもお金を借りたい時の正しい行動を紹介します。「お金を絶対に借りたい」のであれば、消費者金融から信用される人になる必要があります。では、どんな人が信用される人なのか、消費者金融で借りるコツを一緒に見ていきましょう。
お金を絶対に借りたいのであれば、数撃てば当たる!なんて思っていませんか?借入れに関して言えば数撃ってしまったら、借入れ先は無くなってしまいます。
これは、複数社に申込みをしていたら、消費者金融は以下のように判断してしまうからですね。
このように判断されると、どうして審査に通らなくなるのか具体的に見ていきましょう。
他社で借りることができない理由があるため、審査が慎重になってしまいます。消費者金融では、個人信用情報機関を通して、申込みをしてきた人の申込み歴を見ることができます。そのため、申し込む人がいくらバレないだろうと思っていても、実際は全て消費者金融にバレているのです。
同時に2件以上の申し込みをしていると、消費者金融はお金に困っていて、切羽詰っていると判断します。切羽詰ってお金が必要というコトは、貸し倒れの可能性が出てきますよね。お金を返済してもらえない可能性があるのに、あえてお金を貸すのはキケンです。そのため、審査に通りにくくなってしまうのです。
消費者金融には総量規制があります。総量規制とは、年収の1/3を超える借入れはできないという決まりですね。数社に申し込みをしていると、この総量規制をオーバーしてしまうことも考えられます。そのため、審査に通すことができないのです。
「それでも、一社に絞るのは不安…」という方は同時に申込むのではなく、まずは1社に申し込み結果を待ちましょう。審査に通るためには、借入金額に注意しましょうね。小額な借入希望額ほど審査には通りやすくなりますよ
具体的には、先ほど紹介した総量規制をオーバーしない金額で申し込む必要があります。例えば年収100万円の人であれば、借入希望額は30万円までとなりますね。
年収 | 借入可能額 |
---|---|
30万円 | 10万円 |
60万円 | 20万円 |
100万円 | 30万円 |
300万円 | 100万円 |
審査に通ることが出来なかったら、何がいけなかったのか原因を探りましょう。借入希望額、記入ミス…などが挙げられますよ。下記にあげた内容をチェックして別の消費者金融へ再度申し込みをしましょう。
忘れてはいけないのが、クレジットカードの遅延です。消費者金融での借入れは初めてだから、ブラック情報はないと思い込んでいませんか?実はクレジットカードの利用歴も審査対象となっているのです。
特に問題となりがちなのが、携帯電話の端末機の未払いです。未払いや遅延があると審査に通ることができません。まずは、このブラック情報を解消するために支払いをする必要がありますよ。
さて、1件目の審査に通ることができなかった場合は、2件目に申込みとなりますよね。この場合は、1件目で落ちた原因を探り、1件目よりも慎重に申込む必要があります。
消費者金融 | 他社借入れ件数 |
---|---|
中小消費者金融(フタバ) | 4社以内 |
大手消費者金融 | 2.3社以内 |
同時に2件申し込みをすると、お金に困って切羽詰っている印象を受けることを説明しましたね。貸し倒れの危険があるため、消費者金融はお金を貸すことに消極的になることを紹介しました。
そして、どうしても借入れしたい時には1件ずつ申し込みをして、結果を知ることがポイントになる事を伝えましたね。ただし、1ヶ月に申し込みが出来るのは2件目までです。
1件目に審査に落ちたから、落ちた原因を探って新たに2件目に申し込みまでが、審査に通る可能性のある行動です。2件目に落ちたからと言って、同じように3件目、4件目に申し込みをしていくのは、審査に落ちる行動となります。
2件目の審査に落ちた場合は、最低でも6ヶ月は放置しましょう。それ以上の申し込みは申込みブラックとなってしまいますよ。
申込みブラックとは、短期間のうちに、複数の消費者金融へ申し込みをしている状況を言います。信用情報を取り扱うJICCやCICでは申込みに関する情報を以下のように取り扱っています。
信用情報機関 | 内容 | 期間 |
---|---|---|
JICC | 氏名、生年月日、電話番号、申込日、申込み商品種別等 | 最長6ヶ月 |
CIC | 氏名、生年月日、電話番号、照会日、商品名等 | 6ヶ月間 |
そのため2件目に申し込みをした後は、一切どこにも申し込みをせず、登録が消えるまで放置しておかなければなりませんよ。
最後にまとめとして、消費者金融で信用されるコツを簡単に紹介しておきますね。
2件目も落ちてしまったけど、半年も待つことができない!という状況の人もいますよね。そんな時には、ブラックでも申し込みOKな中小消費者金融へ申し込みをしたり、銀行カードローンへ申し込みをしたりする方法があります。
けれど、信用情報機関の登録情報は残りますので、あらかじめお試し診断を利用したり、申し込む前に信用情報の開示を行ったりして、ムダな申し込みがないように対策をとっておくと良いですね。
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