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保証人は必要?消費者金融の仕組みを完全解明!

借金で話題になりやすいテーマといえば、『保証人』が非常に有名ですね。「保証人には家族でもなるべきではない」とか「保証人になったせいで人生がめちゃくちゃになった…」など、良い話は聞きません。

そんな保証人は、昔の融資ではほぼ必須でした。それから融資の形も大きく変わり、現代では消費者金融のカードローンが人気ですが、こうした『手軽な融資方法』でも保証人は必要なのでしょうか?

消費者金融で借りる場合の仕組みについて、しっかりとお答えいたします。

保証人には種類も?2つの立場の違いについて

実は保証人には2つの種類があり、立場によって異なる点があります。

☆保証人について
保証人の場合、『債務者からの回収が不可能な場合に返済義務を負う立場』であり、仮に債務者が延滞して請求が来た場合、まずは債務者の財産から差し押さえるなどの要求ができます。
☆連帯保証人について
連帯保証人の場合、『債務者と返済を連帯するため、もしも債務者が返済できないと、連帯保証人に支払い義務が発生する立場』であり、ほぼ債務者と同じ責任を背負わされます。

この違いを見れば分かりますが、連帯保証人のほうがより重い責任があり、債務者と同等の立場になります。

「保証人にはなるな!」という忠告は、ほとんどがこの連帯保証人を指しています。もしも連帯保証人になるようにいわれたら、熟慮の上で決定してください。

消費者金融は原則不要?カードローンで保証人がいらない理由

誰もが気になる『消費者金融には保証人が必要か?』という疑問についてですが、カードローンで現金を借り入れる場合、ほとんど不要です。

カードローンに対応しているのはほぼ大手に限られますが、以下の金融業者では不要と明記されています。

  • アイフル
  • アコム
  • プロミス
  • モビット

こうしたカードローンで保証人が不要になった理由ですが、『融資の迅速化』が大きく関係しています。というのも、もしも保証人が必要な場合、その準備で時間がかかりますよね?

カードローンの大半は『即日融資』にも対応するため、とにかく素早い手続きが必要です。その日にはお金を貸さないといけないのに、保証人を毎回要求していれば、簡単には終わりません。

その結果、カードローンでは原則として保証人不要で、私たちは最低限の準備でお金が借りられるのです。

保証人なしにはデメリットも?金利の数値に注意しよう!

保証人が不要だと楽に申し込めますが、実はその分金利が高くなっており、ほとんどの消費者金融は上限である18%を設定しています。

「保証人がいないとなぜ金利が高くなるの?」という疑問については、融資の貸し倒れリスクを意識すれば納得できるでしょう。

☆貸し倒れリスクと保証人の有無
貸し付けたお金が回収できない状態を『貸し倒れ』と表現しますが、もしも保証人がいる場合はそちらに請求できる分、この貸し倒れが起きにくいです。保証人不要で貸し倒れに備えるには、事前に金利を高くして損害に備える必要があります。

カードローンの金利が高いのは、それだけ『回収できなかった場合の損害を最小限にする』のを意識しています。信頼できる人には金利の引き下げも行うように、リスクが高いほど金利も高くなるというわけですね。

融資の仕組み上、保証人がいない方法はどうしても金利が上がるので、カードローンを使うなら利便性の代償だと割り切りましょう。

どんなプランで必要に?保証人が設定される融資一覧

カードローンではほとんどが保証人不要ですが、それなら「どんな融資で保証人が必要になるの?」と気になりませんか?

そこで、『原則として保証人が必要になる融資』についても触れておきましょう。

  • 住宅ローン
  • 事業ローン
  • 大口の銀行融資

全体的に『高額融資』なら保証人が必須になりやすく、事前に頼んでおかないとスムーズに借りられません。

保証人に設定できる人物の条件は『債務者が支払えない際に返済が行える能力を持つ人』なので、たとえばすでに仕事から引退した親にお願いしても、保証人とは認められないケースもあります。

もっと簡単にいうなら、『融資審査を受けて普通に通る見込みがある人』なので、保証人であっても年収や職業が大事でしょう。

消費者金融でも必要に?例外的な融資方法を知る

住宅ローンにしてもそうですが、大口の融資では大抵が銀行からなので、『銀行では保証人が必要になるけど、消費者金融では不要』という考え方も間違いではありません。ただ、例外もあります。

消費者金融でも大手クラスになれば、大口の事業ローンや不動産ローンを扱っており、それらでは保証人が必要な場合もあります。申し込む前には条件を確認し、消費者金融だからといって油断してはいけません。

たとえば、事業用融資で有名な『ビジネクスト』は、ビジネスローンの際に『法人の場合は代表者の方が連帯保証人になります』と明記しており、貸し付け額が大きく金利も低い反面、用意するものが増えるわけです。

また、消費者金融で保証人が要求される場合、ほとんどが『連帯保証人』に設定されます。連帯保証人になるということは先ほども説明した通り、債務者とほぼ同等の責任を負わないといけません。

大口の融資では消費者金融側のリスクも高く、保証人が必要とされてもおかしくないでしょう。

『原則不要』に要注意!保証人に関するもう一つの例外

消費者金融でも保証人が必要になるように、『原則としては不要だが、場合によっては必要になる』という融資も存在します。

保証人の必要性については、消費者金融や銀行側の裁量で変更が可能です。そのため、後から「保証人のご用意はできますか?」と聞かれる場合があり、そうなると保証人なしでは融資を受けられません。

『保証人が原則不要だけど必要になることもある融資』については、以下が該当します。

  • 車ローン
  • 教育ローン
  • 高額な目的ローン

どの融資方法も『本来なら保証人なしでも良いが、年収や職業が微妙な立場の人だと回収が不安』なプランという面で共通しており、こうした融資を受けるなら、予め必要になる可能性を考慮しておきましょう。

保証人と似ている?配偶者貸付で消費者金融を使うケース

消費者金融のカードローンでは、保証人はまず不要です。ただ、専業主婦のように「収入がなく本来なら借りられない人」が『配偶者貸付』で利用する場合、保証人と若干似ている状況になります。

☆配偶者貸付とは?
自身には収入のない専業主婦でも『配偶者の収入も含めた世帯年収の合計』で審査を受け、カードローンなどを作る方法です。実質的に配偶者の収入で返済能力が決まるため、配偶者自身も審査対象といえます。

保証人とはルールは異なっていますが、専業主婦の代わりに夫の収入で支払うので保証人に近く、こうした融資を使う場合は相手の了承も必要なので、申し込む前には相談しておきましょう。

保証人にせよ配偶者貸付にせよ、協力してくれる人に迷惑をかけないよう返済プランを構築しておき、普段以上に計画的な利用を心がけてくださいね。

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