複数社に借入金があり、出来ればひとつにまとめたい?総量規制対象外の銀行ではおまとめローンが可能ですが、実は中小規模の消費者金融でもおまとめローンが出来るって知ってますか?
ここでは中小規模の消費者金融で、なぜおまとめローンができるのか、それも含めておまとめローンについて詳しくお話ししていきます。複数社での借入がある人必見ですよ!ぜひ参考になさってください。
消費者金融で複数社の借入がある場合、総量規制の為に収入によってはそれ以上の借入が出来ない事があります。ばらばらに返済するよりもひとつにまとめたいと考える人も多いでしょう。
別々に返済していくのと、おまとめローンでひとつにまとめるのとではどちらが得になるのでしょうか。ひと口におまとめローンと言ってもいろいろな業者があり、必ずしもまとめて返済する事が得になるとは言えません。
現在の合計返済額、支払利息などでシミュレーションし、確実に負担が軽減される事を確かめてまとめられる事をお奨めします。
A社で70万円、B社で50万円、C社で80万円合計で200万円借入残高のある人がおまとめローンを利用した場合、3社共18%での借入と想定してシミュレーションしてみます。
A社…月々30,000円×29回 返済総額870,000円 B社…月々20,000円×32回 返済総額640,000円 C社…月々30,000円×35回 返済総額1,050,000円
もう少し月々の返済額を減らしたい。出来るだけ金利をおさえたい。そんな時におまとめローンにするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
200万円をひとつの業者でおまとめローンとして借入した場合(実質年率15%)
これはあくまでも一つの例ですが、銀行のカードローンの場合は例よりも金利が低くなる事が多いです。また例にあげた金利設定は消費者金融の平均的な実質年率となっています。
月々の返済額を押さえるとそれだけ返済期間が長くなり、総返済額が多くなってしまう場合もあります。金利が低くなると当然総返済額も変わり、当然もとの総返済額よりも少なくなる場合もありますよ。
おまとめローンのメリットは何といっても返済先を1社にする事で、借入金の管理がしっかりと出来る事ですよね。複数あると月々の返済額がいくらで、返済期間がどのくらいなのかが分かりにくいですね。
1社にまとめる事で毎月どのくらい返済すれば何年で完済する、という計画もしっかりと立てられます。同時により金利の低い会社を選ぶ事で返済総額もかなり少なくなる場合があります。
おまとめローンにする事でのメリット
消費者金融も銀行も金利設定は限度額により違っています。200万円を3社で別々に借りると18%の実質年率でも1社で借りると13%や15%の金利設定になる事が多いのです。
複数社の場合、返済期日が同じとは限りませんよね。27日の場合や月末の場合、月初めの3日の場合などついうっかりしてしまう事もあります。ひとつの会社になると、ついうっかりが防げます。
そして何より、返済計画が立てやすいというのが大きなメリットです。月々の返済額によって返済期間がわかります。 少しでも早く完済したい場合は随時返済も織り込みましょう。確実に早く完済を目指せます。
ここで大きな疑問を感じませんか?おまとめローンは消費者金融でもできるのかという疑問です。消費者金融は貸金業法の総量規制の為に年収の3分の1以上の借入は出来ないはずですよね。
総量規制例外は当然大手消費者金融だけでなく中小規模の消費者金融会社でも適応されます。おまとめローンに特化した会社もありますよ。そういった会社は銀行のカードローンなみの低金利設定の場合も多く、借入をまとめる事が大きなメリットとなる場合がほとんどです。
それぞれの消費者金融で返済シミュレーションが試せます。現状と比較してお得になるのなら、おまとめローンを利用して着実な返済を計画されてはいかがでしょうか。
大手消費者金融は銀行と提携するなどにより、ひと頃の経営不振を切り抜けてきました。新規の顧客獲得にも神経を使っており、顧客品質の向上を目的としています。過去の信用情報に問題のある顧客や多重債務者への融資は不可となる事が多いのです。
中小規模の消費者金融はその大手消費者金融がとりこぼした顧客の内、返済能力が有ると見極められた顧客に対しては柔軟な対応をしているのです。 おまとめローンも可能という特長を打ち出す事で、大手に負けない顧客獲得を目指しています。
審査に不安がある顧客に対しても、過去ではなく現状をしっかりと審査して融資を行います。多重債務者にしても計画的な返済が可能だと認められる場合はおまとめローンで対応するのです。
通常消費者金融会社では総量規制の為、50万円を超える限度額に対しては収入証明書の提示が義務付けられています。その為本来は上限300万円などとなっていても、おまとめ以外の顧客は50万円までの限度額設定の場合が多いのです。
限度額に対して利息制限法に則った金利設定をしたとしても、融資額が大きければそれだけ利益も大きくなります。 中小規模の消費者金融会社がおまとめローンに特化するのはこういった事が理由のひとつでしょう。
金利では銀行のおまとめローンに軍配が上がりますが、消費者金融の場合は審査に寛大という点で有利です。ただどちらを選んでも、必ずおまとめローンがお得になるかと言うとそうでない場合もありますよ。
それではおまとめローンのデメリットについてお話ししてみましょう。
おまとめローンで必ずしも返済額が減るとは限りません。月々の返済額が半分になればそれだけ返済期間が長くなり、返済総額が増える場合もあります。 しっかりと把握しましょう。
銀行のおまとめローンの場合など、多重債務のおまとめに関してはかなり厳しく審査される場合が多いのです。簡単にまとめれば得と考えても、審査の結果融資が難しい場合もあります。
あってはいけない事ですが、まれに返済額が減った事で安心してしまい、新たな借入をしてしまう人がいます。これでは何の為に借入額をまとめたのか分からなくなってしまいますね。
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