優良な中小の消費者金融はこうやって調べよう！

消費者金融は数多くありますが、知名度の低い中小の消費者金融を利用するとなれば大きな不安を感じてしまう人も少なくはないでしょう。できるだけ安心して利用できる消費者金融を利用したい、それは当然のことですね。優良な中小消費者金融を探す方法、あれば良いですね。

どこが優良なのか、それを判断する方法はあるのか、どこを見れば分かるのか、どうやって探せば良いのか、いくつかのポイントを押さえておけば自分で簡単に調べることが可能なんですよ。思い切って手を出してしまった先がヤミ金だった、そんなことがないようしっかりとした知識を身に着けておきましょう。

中小消費者金融の定義

「中小の消費者金融」とは聞きますが、どのくらいの規模から中小扱いになるのか把握していますか？大手と中小の違い、それはどこにあるのかを確認してみましょう。大手の消費者金融と中小の消費者金融の一番の違いは知名度でしょう。大手の消費者金融は誰もが名前を聞いたことがあるところばかりですよね。

一方、中小の消費者金融はその地域では名前は知っているかもしれませんが、全国的な知名度があるかというとそうではないでしょう。

具体的にどのくらいの規模・店舗数があれば大手なのか、中小なのかという基準があるわけではありませんが、全国的に宣伝をしていて知名度があり申し込み、利用がどこに住んでいてもＯＫであれば大手であると定義して良いでしょう。

中小の消費者金融は店舗が複数あっても同じ都道府県内に限定されているなど小規模となっていますね。地域密着での営業をしているのが中小の消費者金融である、と捉えることも出来るでしょう。

優良な消費者金融はココを見る！

中小の消費者金融は大手と違って知名度が低いので情報を得ることが難しいんです。公式のウェブサイトがあれば情報を知ることは出来るでしょうが、簡単な利用条件、融資情報、店舗情報が記載されているのみ、詳細は電話・来店で、という事になっている場合もあります。

情報が無いという事が不安感を抱かせてしまうんですよね。もしかしたら怖い消費者金融なのかもしれない、利用したら恫喝されてしまうのかもしれない、お金をむしり取られる、家族に迷惑をかける、そんな可能性も考えてしまうかもしれません。優良なところだと事前に知ることが出来れば安心ですよね。

優良な消費者金融はどういうところなのか、それを判断するための情報の1つが貸金業登録番号です。貸金業登録番号は、財務局登録と都道府県知事登録がありそれぞれの登録で表記が異なりますが、基本的には「○○県知事(1)第○○○○号」という記載に名て地ます。どこが承認しているのか、第何号なのかという情報が載っているわけです。

ここで注目してほしいのが()内の数字ですね。この()内の数字は更新回数を示しています。貸金業登録というのは一度登録してしまえばその登録が永久に続くというものではありません。3年ごとに更新手続きをする必要があり、期間満了の2か月前までに手続きを終える必要があります。

更新は申請をしてＯＫという事ではありません。提出書類、更新手数料、そしていくつかの要件を満たしているという事実が必要です。

• 貸金業取扱主任者を設置する
• 社内規則を作成する
• 純資産額が5,000万円以上ある

最低でもこれらの条件を満たしておく必要があるわけです。そしてこれらの条件を満たし続け何度も更新手続きをし、長年の営業実績があるという事はそれだけ優良であるという事が言えます。つまり、貸金業登録番号の()内の数字が大きいほど営業実績があり信用できる消費者金融である可能性が高まるわけです。

ただし数字だけを見て判断してもいけません。より安心して利用するのであれば、利用者の口コミがチェックできると良いですね。口コミは利用者が実際に感じたことを率直に記載していることが多いですから、生の声を聞くことが出来ます。良い口コミ、悪い口コミ双方をチェックして安心して利用できるかどうかを判断する材料とすると良いでしょう。

そして、情報が少ない中でも、できるだけ情報を集める努力をすることは大切です。できれば知名度がある消費者金融を利用できれば良いのですが、もし自身の状況的に中小の消費者金融を頼らざるを得ない場合は、自身の判断力を確かなものにするための努力はしておきたいですね。

ヤミ金を利用しない為に

中小の消費者金融＝怖い・不安というイメージがあるのはヤミ金であるのではないか？という疑念があるためではないでしょうか。ヤミ金を利用しないためには自衛するしかありません。ヤミ金を見極める簡単な方法をご紹介しますので、是非覚えておいてくださいね。

そもそもヤミ金とは違法な金融業者です。何が違法なのか、もちろん法外な金利、違法な取り立て行為などを行うからとも言えるのですが、そもそも正規の貸金業者ではないことが多くなっています。貸金業として営業する許可を受けていないため違法業者と呼ばれているわけです。貸金業をするためには貸金業登録をすることが必須なんですね。

ですが、貸金業登録をするにも資格者を置かなければいけない、貸金業に従事した経験を持たなければいけない、資産を持っていなければいけないなど簡単にクリアできる条件ばかりではありません。ですからそういった登録をしないまま隠れて営業しているわけです。登録をきちんとしていないのである日突然姿を消してしまったとしても探すことが難しいんですね。

• 貸金業登録番号が表記されていない
• 住所・固定電話番号がはっきりしていない
• 金利が法外なものである
  (10万円を超えないもので上限20.0％等)

このポイントをチェックしてみて少しでも不安を感じれば利用しないようにすると良いですね。金融庁のホームページには貸金業登録業者を検索できるデータベースもあります。そこに社名や登録番号を入力して検索して、本当に正規の貸金業者なのかを確認してみるのも良いですね。

消費者金融はこうやって探そう

じゃあ消費者金融はどうやって探せば良いのかですが、最近はインターネットで検索して消費者金融を探すという人も増えていますよね。そのときに、自分が審査に通るのが不安だから「審査が甘い」「誰でも通る」このようなキーワードで検索していませんか？それは困っている人の弱みに付け込もうとするヤミ金の宣伝にヒットしてしまうかもしれないんです。

インターネットで消費者金融を検索する場合は、多くの消費者金融を比較できるサイトから自分の希望する条件に合った消費者金融を見つけることも可能です。比較サイトでは大手だけではなく中小の消費者金融が載っている場合もあります。そこで気になった中小の消費者金融があれば、別途口コミを検索してみるようにしましょう。

比較サイトに取り上げられている消費者金融は比較的利用者も多く、口コミも見つけやすくなっています。

口コミの赤裸々な意見を見ることで、安心して利用できるのかを判断することも出来ますし、自分が利用したいと思える消費者金融を探すことが出来るかと思いますよ。

大手のメリットと中小のメリット

消費者金融には大手、そして中小がありますが、どちらを利用すれば得をするのかというのは人によって異なります。それは大手にも中小にもそれぞれメリット・デメリットがあるためです。具体的にどのような特徴があるのか、どういう人に向いているのか、比較してみましょう。

大手は知名度による安心感もメリットの1つです。ですが、信用情報に不安要素を抱える人は審査に通らない可能性もあります。銀行に落ちた人は利用できる可能性がある、という程度には審査は甘くなっていますが、ブラックであれば利用は不可能だと考えておきましょう。

逆に、中小の消費者金融はブラックでも利用できる場合もあります。もちろん、全ての中小消費者金融がブラック対応となっているわけではありません。大手と比べると少しリスキーな人を対象にして貸し付けを行っている為、利用できる金額は少額で返済後に追加融資をするというケースもあります。

短期間で繰り返し少額融資を行うことは、回収できなくなってしまうリスクを減らすための手段でもあります。1万円借りて返済後に再度1万円を借りる、といったことですね。利用者はお金を借りることが出来る、消費者金融は確実に回収できるというメリットが双方に生まれるわけです。

双方のメリットを踏まえ、自身の与信状況も考えながら利用先を決めると良いでしょう。