消費者金融業者は無担保・無保証人での個人向け少額キャッシングを提供しています。この時、無担保・無保証人でのキャッシングを別名、信用貸しとも言います。ですから消費者金融とは別名個人向け信用貸し業者とも呼ぶことがあります。銀行でも同じように個人向けのキャッシングを提供していますが、信用貸しということになると消費者金融に一日の長があるためです。
消費者金融のみならず、銀行ローンであってもキャッシングの利用には利息を支払う必要があります。利用したキャッシング額に応じた利息をキャッシング利用した元本に加えて返済することになるのです。その時の利息を計算するための利率を金利というわけです。金利が高くなれば、返済しなければならない利息も大きくなりますし、金利が低ければ支払利息は小さくなります。
キャッシング元本と金利から支払利息を計算するときに必要なもうひとつの要素が期間です。利息は期間経費だとも言われます。ある金額を長い間借りるほうが支払利息が大きくなると言われれば、わかりやすいのではないでしょうか。借りた翌日返す方が、一年後に返すより利息は少なくなります。つまり利息は、キャッシング元本と設定されている金利、そして利用期間の三つの項目から計算されることになるのです。
具体的な利息の計算法を示しておくと、
利息(円)=元本(円)×金利(%)÷365(日)×利用日数(日)。ということになります。これは金利から利息を計算するときには一般的に用いられる計算式なので、いろいろな金利計算に使うことができるはずです。また、この計算で算出した利息を次回利息を計算する元本に足してしまうと複利計算になるのです。この複利計算でキャッシングを利用してしまうと、完済するために大変な苦労を強いられることが知られています。
消費者金融業者などが提示している商品詳細には利用限度額と共に実質年率が表記されています。この実質年率が金利というものになりますが、この金利には最低金利と上限金利との2種類記載されることが一般的になっています。数字が小さい最低金利は、利用限度額の上限に対して適用される金利であり、数字が大きい上限金利は利用限度額の最低金額に適用される金利ということになっています。
通常、消費者金融業者にキャッシングを申し込んだとしても、利用限度額の上限のキャッシングを新規利用者に対して認めることはありえません。信用によるキャッシングだから当たり前でしょう。ほとんどの場合、利用限度額の最低金額に近い金額を提示されるはずですし、申し込みに際してもできるだけ最低金額に近い方が満額回答を得るコツの一つになっています。
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