初めて申し込みをする場合、やはり知名度から大手消費者金融に申し込みをする人がほとんどでしょう。
ただ、審査が上手く通れば言うことはないでしょうが、その大手でも審査の通過率は約4割~5割と言われていて、誰もがというわけにはいきません。
大手消費者金融の審査に落ちたらどうすればいいのか…。次はどこに申し込めばいいのか。審査に落ちたショックから、パニックになってしまう人もいるかもしれません。
しかし慌てないでください。そんな時、次に申し込みをするならば、中小規模の消費者金融をオススメします。理由を含めて説明しましょう。
アコムやモビット、アイフルなど、消費者金融で誰もが聞いたことがある会社名はいくつかあるでしょう。初めて消費者金融に申し込む時は、大抵の人がそんな知名度のある大手消費者金融を選ぶのはある意味当然かもしれません。
ただ、お金を借りるには審査があります。これは、どこであろうと誰が申し込みしようと、審査の内容は兎も角、同じ様にあります。
その審査にすんなり通る人もいるのですが、自分で自信を持っていたのにも関わらず落ちてしまった、という場合もあります。審査の通過率は大手消費者金融ではおおよそ40%台になっています。
アコム | 47~49強% ※ |
---|---|
プロミス | 40%前後 |
アイフル | 41~48% |
※アコムマンスリーレポートより
こうして見ると通過率が高いと思う人もいれば、審査に通過しづらいと思う人と、いろいろでしょうが、実際に半分以上の人が審査に落ちます。
その審査に落ちる理由ですが、実際に落ちた時に理由は教えてもらえません。あくまで自分の状況を振り返り、またネットなどから情報を得たり、体験談を見るしかありません。
しかし、それである程度の推測はできます。審査に落ちる主な理由は、いくつかあります。自分に当てはまるものがないか、考える必要はあります。
細かく言えば属性一つとっても、年収に比べて扶養家族が多く、返済の見込みが少ない、などあらゆる状況や内容を加味して審査されます。
初めて消費者金融に申し込みをしている場合、過去の金融事故など関係ないと思うでしょうが、実はクレジットや携帯電話の支払いで延滞を起こしていた、なんてこともあり得ますので、よく思い出した方がいいでしょう。
態度ですが、どんな申し込み方法でも一度は担当者と接するはずです。その際、罵声を浴びせるなど、よほど悪い印象を与えなければ問題ありません。ごく普通に接してれば大丈夫です。
細かいことを言えば、他にもいろいろ出てくるかもしれません。
もちろん推測の域は出ないのですが、ある程度の理由を見つけておかないと、また次に申し込んでも同じことの繰り返しになるだけです。
ある程度の理由が推測出来たら、審査に落ちない様、その対策が必要です。が、過去の理由によっては、難しい場合があります。
だったら、どこか審査に通過するまで、申し込めばいいと考えてしまいがちですが、そういうわけにはいきません。立て続けにあちこちに申し込みをした場合、新たに別の消費者金融に申し込んでも不信感を作ってしまいます。
記録は、その人から申し込みがあった場合には、どの消費者金融でも照会することができるため、他社への申し込みもわかってしまうのです。あまりに頻繁にあちこち申し込みをしていることが判明すると、「この人はよほどお金に困っている。本当に返済できるのか?」と審査に落ちてしまうのです。
申し込みの記録が信用情報機関に記録されるのは半年なので、まったく他社への申し込みをしてはいけないわけではないのですが、立て続けに多く申し込むことは避けた方がいいでしょう。
大手の1社がダメだったからと言って、他社も必ず落ちるとは限りません。しかし、確立から言えば、かなり不利な状況だと考えていた方がいいでしょう。と言うのは、大手消費者金融の審査はそれぞれ別ではあるのですが、通る基準がある程度は似かよっているからです。
審査の落ちた理由がある程度推測され、それに対して対応もできていればいいのですが、審査に落ちた理由が改善できないような内容の場合、同じ大手だと同様に審査に落ちる可能性は大です。
だったら、どこに申し込めばいいのか。それは、審査の基準が大手とは違う中小規模の消費者金融です。これらは、大手消費者金融とはまた大きく違う特徴を持っています。
よく「ブラックでもOK!」というキャッチフレーズを見かけるでしょう。その言葉は全てのブラックがOKと言うわけではないのですが、内容により確かに借り入れすることができます。
言い方を変えれば、「審査が緩い」ということです。ただし、単純に緩いというよりも、それぞれ独自の基準をもって審査をしていると考えた方がいいでしょう。
中小消費者金融は、大手と比べてCMを流すような資金力を持っていない所がほとんどです。全国展開していない地域が限られた場合は、特にです。当然、顧客数は大手と比べれば雲泥の差でしょう。
資金力がなければ経営が成り立たないのは当然の業種です。況してや、過払い金の返金が発生したらよけいに資金がなくなります。(そのために廃業している業者も多数います。)しかし、大手のような集客力がない。
そんな状態で審査を厳しくし、少ない顧客を更に少なくするわけにはいきません。とはいえ、単純に審査を緩くして返済の見込みのない人にまで融資するわけにもいきません。
そのため、「ブラックでもOK」となるのです。ただし、ブラックなら何でもOKというわけではありません。それぞれの金融業者としての特徴があるので、ネットやクチコミで情報を得て、自分にあった融資先を見つけるようにします。
それでも融資してもらえない人はいます。
これらの人は、まず中小でも難しいと考えた方がいいでしょう。
大手ほどの力量がないのもあるでしょうが、審査が緩いなどのメリットがある分、デメリットもそれなりにあると思った方がいいでしょう。
もちろん、それぞれに特徴があるものなので、該当するものや業者によっては関係ないような内容もあります。
顧客にリスクがある人が多いのですから、ある程度は仕方がないことでしょう。もちろん、借りる側がきちんと返済の責務を果たせば、貸す側も相応の対応はしてくれるものです。
メリットのみでなくデメリットに関しても、業者がホームページを持っていればそのサイトを、なくてもクチコミなどの情報もあるので、確認してから申し込みをした方がいいでしょう。
中小消費者金融の特徴の一つとして、知名度がない、ということがあります。そのため、闇金と間違われる可能性が大です。
逆を言えば、闇金も多くそれらの中に紛れているのも確かです。闇金と関わったら、後が大変です。
必ず見極めるよう、気を付けるべきです。しかし、社名が知られていないのだから、どうしたらいいのか分からない人も多くいます。
闇金と正規の業者の見極めの方法がいくつかあります。
貸金業を営むには、行政に登録しなければいけません。その番号が必ずあるはずです。ただし、廃業した業者の番号を偽ったりすることもあります。
金融庁のホームページでは、闇金の情報が載っていると共に、業者の登録番号が検索できます。こちらで必ず確認することをオススメします。闇金の情報やリストは他にも情報提供しているホームページがあるので、そちらでも確認できるでしょう。
貸金業協会に関しては、必ずしも入らなければいけないわけではないので、正規の業者でも加入していない場合があります。あくまで目安にしておくといいでしょう。
連絡先などは、携帯番号しかなければ090金融などの闇金の可能性大です。しかも闇金は店舗を持っていない場合が多く、住所の記載があっても架空だったりします。
クチコミは意外に大きな情報源になります。ぜひ、参考にしましょう。
中小消費者金融をオススメしているのですが、中には「銀行があるじゃないか!」と考える人も当然いるでしょう。
もちろん、条件や審査に通れば、それもありでしょう。ただ、一般的に「銀行の方が消費者金融よりも審査が厳しい。」と言われています。
それを考えると、単純に銀行の方が大手消費者金融よりも審査に通らない可能性が高いです。
もちろん属性などを考えて、銀行でもいけるだろうと思う場合は、良いと思います。銀行もまた、それぞれの審査基準があります。
ただし、審査が厳しいということだけは頭に入れておいた方がいいでしょう。
一人一人、属性も違えば、審査に落ちる理由もきっと違うでしょう。ですので、大手消費者金融の審査に落ちたからと言って、他の大手に受からないとも限りませんし、銀行で審査に通ったという話もあります。
ただ、確立から考えた場合、中小規模の方が審査に通る可能性が高いということです。これは、やはり大きなポイントになります。
また、中小でも1社落ちたから、もはやどこもダメとは限りません。1社1社、審査に通りやすいのがどういう人か、それぞれに特徴があります。
ですので、やはり最初に審査に落ちた理由を推測し、それを踏まえた上で、自分は改めてどこに借り入れの申し込みをするのか考えましょう。何よりあきらめないことが大切です。
Copyright c 「評判のイイ消費者金融はどこ?」→「一覧にしておきました」【子羊の羅針盤】 All Rights Reserved.