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カードローン初心者の方は要注意!?「申し込みブラック」って?

カードローンにつきもの?なのは「ブラック」です。普通に利用していれば縁のないものなのですが、普通に利用するつもりでも知らず知らずの間にブラックになってしまうことがあります。

それが「申し込みブラック」です。申し込みしただけでブラックになってしまう!?というこのちょっと恐ろしい響き。

特にカードローンを利用したことがない方が陥りやすいこの「申し込みブラック」について、「いったいどんなブラック属性なのか」「他のブラックとどう違うのか」ということも含めて解説していきたいと思います。

絶対になりたくない!「申し込みブラック」って?

「申し込みブラック」ってそもそも何?ブラック属性の人は申し込み自体が出来ないんじゃないの?…なんて考えた方もいると思います。

まずは、具体的に「申し込みブラックとはなんぞや?」というところから始めていきましょう。

延滞などがないのに借りられないのが「申し込みブラック」

カードローンにおいての「ブラック」とは、お金を借りることが出来ない状態のことを言います。

具体的には

  • 借りたお金を返していない(延滞)
  • 債務整理(自己破産・個人再生・任意整理など)を行った
  • 代位弁済が行われた

など、基本的に本来返すべきお金を返していない場合に「ブラック属性」となります。

一度ブラック属性となってしまうと5年~10年間はお金を借りることが出来ない、仮に出来たとしても借り入れ金額が引くかったり、高めの金利でしか利用できないなどの制限がつきますので、かなり重いペナルティといえるでしょう。

しかし、申し込みブラックはこれらとはまた別の原因により「ブラック」となってしまい、審査の申し込みをしても拒否される、あるいは審査に落ちてしまうんです。

どうしてブラックになってしまうのか、その原因は申し込み数!

どうして「申し込みブラック」となってしまうのか、その原因はカードローンの申込件数にあります。そして、その条件はとても簡単なもの。

非常に短いタイミング、例えば同日に複数のカードローンに審査の申し込みを行ってしまうと、それだけで申し込みブラックになってしまう可能性が高いんです。

「申し込んだだけで!?」と驚いた方もいると思いますが、ちょっと考えてみてください。

仮に、友人や知り合いの方があなたに対して「ちょっとお金を貸して欲しいんだけど」と打診してきたとしましょう。人によってポリシーがあるため、貸す貸さないは別としても、どうしてもお金が必要で君しか頼めない、という感じで言われたらちょっと考えるところはありますよね。

しかし、その人があなただけでなく、他の知り合いや友人などに手当たり次第「ちょっとお金を貸してくれないか」と声をかけまわっていたとしたら、どう感じますか?

あなただけに「お金を貸して」といったときよりも、ちょっと不信感のようなものが生まれたりしないでしょうか。

「本当に返す気はあるんだろうか?」「なんか貸すのが怖いな…」と感じる方は後者の方が多くなると思います。

それが、カードローン会社(消費者金融や銀行)にも起こります。それが、「申し込みブラック」というわけなんです!

何件同時に申し込めば「申し込みブラック」になるの?

「申し込みブラック」にならないためには、何件以上同時に申し込んだらアウトになるのか?というボーダーラインを知っておく必要があります。

しかし、どれくらいまで同時に申し込んで大丈夫なのか…というのは実際わかりません。基準となる数が会社によってそれぞれ違うからです。

申し込み数にも厳しい会社であれば申し込みの件数が少なめでも申し込みブラックとして敬遠することもありますし、寛大なところであればあまり気にせず審査をしてくれるところもあるでしょう(ただし、別の部分で審査に落ちたら結局お金は借りられませんが)。

具体的な件数をいうと、少なければ4件同時、多ければ7~8件同時に申し込んだ時に申し込みブラックになると言われています。

どこの会社がどれくらい…というのはわかりませんので、心配ならば2件~3件程度にとどめておくのが無難でしょう。

どうして申し込みがわかるの?その理由は信用情報

ここで、疑問に思った方がいるかもしれません。「どうして他の会社が申し込んだことがわかるのか?」…と。

先ほどの例でいえば、友人や知り合いに聞いて回ったというケースですが、共通の友人を通じてその話が来たよ、と聞くことは可能性として十分あります。しかし、カードローン会社はそれぞれ横のつながりが明確にあるわけではありません。

なのに、どうして他の会社に申し込んだことを知っているのか。そのヒミツは「信用情報」にあります。

信用情報っていったいどんな情報なの?

信用情報とは、簡単に言ってしまえば「自分のお金の支払状況の積み重ね」です。

支払いといっても普段の生活においてコンビニやスーパーなどで買い物をしたときの支払状況…というわけではありません。そんな情報もあったらちょっと怖いですよね(笑)。

具体的にはクレジットカードでの支払いや割賦販売(携帯電話の本体料金など)、はたまた住宅ローンや消費者ローンなどの各種ローンの契約内容や、支払い状況が明確に記録として残っているものです。

こういった情報に加え、氏名や住所、勤務先といったクレジットカードを作る時や消費者ローンなどに申し込む際に記入した情報なども合わせて記録・管理されています。

「勝手に情報を登録するなんてひどい!」なんて思いましたか?しかし、実はこういった「個人情報の取扱い」については、必ず利用規約の中に含まれています。例えばカードローンの申し込みでも

・会社が加盟している信用情報機関、及びその信用情報機関と提携する信用情報機関に個人情報が登録されている場合、個人情報を調査することを許可します。
・会社は信用情報機関に申し込んだ際の情報を提供します。

といった旨の内容が必ず含まれています。「とりあえず申し込めればOK!」と規約をざーっと流し読み、もしくは読んでいない方は一度チェックしてみてはいかがでしょう?

日本に3つある「信用情報機関」に情報が記録されている

日本には、以下のように3つの信用情報機関

全国銀行個人信用情報センター シー・アイ・シー 日本信用情報機構
・銀行
・信用金庫
・信用組合
・共同組合など
・割賦販売を行う企業
・消費者金融など
・消費者金融会社
・クレジット会社
・その他金融機関など

があり、多くの場合2種類の信用情報機関に加盟しています。

では、加盟していない信用情報機関には情報がいかないのか?というとそれもまた違い、3つの信用情報機関は相互に情報を共有していますので、一度信用情報が登録されるとすべての信用情報機関に情報が登録されるといっていいでしょう。

例えば「プロミス」は上記の3つの信用情報機関のうち「シー・アイ・シー」と「日本信用情報機構」に加盟しています。プロミスに申し込めばこの2つの信用情報機関に情報が登録されるわけですね。

その後、プロミスで延滞を繰り返しブラック属性になってしまったとしましょう。しかしこの2つの信用情報機関にしかブラック情報は登録されないので、銀行や信用金庫であればカードローンを問題なく利用できる!…と思いがちです。

しかし、全国銀行個人信用情報センターは「CRIN(クリン)」という情報交流を上記2つの信用情報機関と行っています。そのため、銀行や信用金庫にカードローンを申し込もうと思ってもブラック属性になってしまったことはバッチリわかりますので、お金を借りることが出来ない、というわけです。

実は!申し込みブラックは厳密には「ブラック」ではない

延滞してしまう、あるいは債務整理を行った場合は「ブラック」となります。正確には「異動情報」あるいは「事故情報」と言われるのですが、想像がつきにくいため通称として「ブラック」と言われることが多いですね。なので、実際にブラックリストがあるわけではありません。

そして、申し込みブラックも「ブラック」と名前がついているものの、実は「異動情報」でもありませんし、「事故情報」にも属しません。

厳密に言えば申し込みブラックはまったくもってブラックではなく、借り入れに影響はあるものの、自己破産や延滞と比べればその影響は非常に小さいものなんです。

ブラック属性になってしまうと「信用情報に傷がついた」なんて言いますが、申し込みブラックは信用情報に傷がつくことはありません。

どうして申し込みブラックという形になってしまうのかは、先ほどのトピックで説明しました通りです。単純に「怖いから敬遠されている」というだけのことなんですね。

もしかしたら申し込みブラックになったかも…対処法はある?

「もしかしたら、自分は申し込みブラックになってしまったのでは…?」と不安になった方もいるかもしれません。

特にカードローン利用初心者の方に陥りがちなのですが、どうしても「審査にどれだけ受かるか不安だから、確実にお金を借りられるようにいろんなところに申し込みをしておく」という方は一定層いらっしゃると思います。

だからこそ、カードローンの利用をあまりしたことがない方ほど「申し込みブラック」になってしまいがちなんですね。

もしかしたら自分も申し込みブラックになってしまったかも!?と心配の方に、対処法をお教えします!

お金を借りることが出来たなら問題なし!そのまま継続でOK

もし、複数のカードローンに申し込んでもどこかでお金を借りることが出来た、という場合は気にしなくてOKです。

仮に申し込みブラックのボーダー付近であったとしても借りることが出来ているのであれば、その会社のボーダーよりは下だったということで問題ないと言えるからです。

もしかしたら、審査の上で複数の申し込みがあったために利用限度額が低めに設定されている可能性もありますが、そんな場合は利用している間に利用限度額が増額されたり、増額の打診が来る可能性もあります。

自分の利用したい金額に満たない!…なんてことはあるかもしれませんが、そのあたりは

  • 申し込みブラックに近いからなのか
  • それ以外の条件(信用情報)によりそう決まったのか

がわからないので、今後の様子見…といった感じですね。

お金を借りることが出来なかったら半年間待つ!

複数のカードローンに申し込んで、どこにも可決しなかった…という場合は、まず半年間(6ヶ月)待ってみましょう。

どうして半年間なのか?というのは、これまた「信用情報」に理由があります。

わたしたちの借り入れや支払いに関しての情報が詰まっている「信用情報」ですが、それぞれに登録される期間が決まっています。

カードローンなどの申し込みに関する情報が登録されている期間は、以下のとおり。

全国銀行個人信用情報センター シー・アイ・シー 日本信用情報機構
利用日から1年間 申し込みから6ヶ月間 照会日より6ヶ月間

つまり、申し込みによってカードローン会社が情報を照会した日よりも最低半年間はその情報が残ってしまう、ということです。全国銀行個人信用情報センターに至っては1年間も残ります。ちょっと長いですよね…。

なので、シー・アイ・シーと日本信用情報機構から申し込みの情報が消える半年間は申し込みをしないほうが賢明です。

それでも全国銀行個人信用情報センターには情報が残っているんじゃ?と思うところはあるでしょう。確かにそうなのですが、カードローン会社側は「複数の会社から手当たり次第お金を借りて借り逃げしようと思っているのでは」という不安があり、お金を貸すのを渋っていたわけです。

しかし半年間空くことによって、借り逃げが目的ではない、お金に非常に困っていたわけではない(貸し倒れのリスクが少ない)という判断をしてくれる可能性がぐっと上がります。

ちなみに、本当にブラックである自己破産などの場合は

全国銀行個人信用情報センター シー・アイ・シー 日本信用情報機構
契約終了日より5年間
自己破産の場合10年間
事実の発生日より5年間 取引終了後5年間

と、申し込み情報に比べるとその期間が非常に長いことがわかります。これを見ても、「申し込みブラック」はそんなに大したことではないことがよくわかりますよね。

半年待ってられない!もっと早くお金が借りたい!そんなときは?

とはいったわけですが、複数の会社に申し込みをしているわけですから、切羽詰っているまではないにしろ、「お金を借りたい」という気持ちがあることは明白です。

中には「半年間も待ってられない!半年後にはどうなってるかわからない!」なんて方もいるかもしれません。

そんな方でも、もしかしたら借りられるかもしれない方法を教えたいと思います。とはいえ、100%これで成功するわけではありませんのでご注意を!

メインバンクのカードローンに申し込むなら可能性も?

まず最初の手段は、メインバンクとして利用している銀行や信用金庫などのカードローンに申し込むことです。

カードローンを利用する条件として

  • 年齢
  • 安定し、継続した収入

が必ず求められます。年齢は関係有るのか?と思いがちですが、収入が安定するかどうかという点では重要なところです(定年近くになると年金生活になる可能性が出てきたりするからです)。

給与振込先として指定している銀行であれば、あなたが毎月どのくらいの収入を得ているか、そして出費しているかある程度把握することが出来ます。

申し込みブラックとなって敬遠されてしまうのは「本来は返済能力が高くないのに、複数からお金を借りようとする」ということです。なので、返済能力が低いわけではない…ということがわかれば、お金を貸してくれる可能性が高いんです。

それに、メインバンクとして利用しているのならその銀行の立派な顧客と言えますので、そういう点からも借りられる可能性は他の会社に比べてアップするでしょう。

とはいえ申し込みブラックになった(と思われる)時期からあまり間をおかずにすぐ、というのはオススメできません。1ヶ月くらいは間を空けて申し込む方が可能性が高くなります。

3ヶ月くらいで小規模のところに再チャレンジしてみる

半年間は待てない!という場合、3ヶ月くらいで再チャレンジしてみてもいいかもしれません。

もしかしたら申し込みブラックではなく、単純に審査で落ちている可能性があるからです。(それはそれで問題ではあるのですが…)

返済能力の面から審査に落ちている可能性も考慮して、大手ではなく中規模と言われる消費者金融に申し込んでみるのがオススメです。

中規模で有名なのは「フクホー」や「キャネット」でしょうか。どちらも全国から申し込みが可能ですし、ネットやスマートフォンにも対応しています。

項目 フクホー キャネット
利用限度額 10万円~200万円 5万円~300万円
(新規の場合は50万円まで)
適用金利 7.3%~20.0% 15.0%~20.0%

大手に比べて設定金利がちょっと高め、ちょっと不便というマイナス面もありますが、審査という面では大手に比べるとゆるいので確実にお金を借りたい!というなら中規模の消費者金融は非常にオススメできるかと思います。

もちろん大手に再チャレンジ!というのも悪くはないですが、選択肢のひとつとして中規模の消費者金融で確実に借りる、というのもアリだと思います。

申し込むときは2~3件までに抑えるか、間を空けて申し込みを

これからカードローンに申し込みます!という方は、「ここで借りたいな」と思えるところ2~3件程度に吟味して、少数精鋭…ではありませんが、より借りられる可能性を高めていくのがおすすめです。

もしくは先ほどご紹介したように、普段利用している銀行のカードローンなど、馴染みのあるところで借りるのもいいでしょう。確実に借りることが出来るかは審査基準によってまちまちですので確定とは言えませんが、借りられる可能性は高くなると思います。

審査に落ちてしまった、他の気になるカードローンに申し込みたい…というときは、できれば半年、それでは長すぎるというのなら3ヶ月程度は間を空けて申し込みをするほうが「申し込みブラック」にもなりにくいです。

ただ、1件申し込んで審査に落ちてしまったからといって半年間待たなければいけない…ということはありません。審査に落ちたからまた別のところに申し込んだんだな、と信用情報から判断することは可能だからです。

とはいえ5件も6件も落ちているのに申し込むのはおすすめしません。これは申し込みブラックという以前に返済能力が低いと判断されている可能性の方が高いからです。

どうして審査に落ちたのかわからないのがネックですが、「基本的に一度に申し込むのは2件か3件まで」を守っていれば申し込みブラックに簡単になることはありませんし、自分の返済能力で落ちているのかどうかを自身で判断しやすいのではないかと思います。

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