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千円未満の扱いはどうなる?カードローン限度額の良くある疑問

カードローンの基本的な仕組みは『限度額を設定後、その範囲内で好きなだけ借りて返してが可能』となっており、他の現金融資に比べて汎用性が高いです。

この限度額は1万円単位から記載されていますが、「千円未満のお金ってやり取りできるの?」と気になる人も多いでしょう。利息の都合上1万円以下のやり取りもあるため、知らないまま使い始めるのも不安ですね。

そこで、『カードローンの限度額は千円未満をどう扱うか?』について詳しくお答えいたします。

どんな場合に気になる?千円未満の扱いが発生する3つのケース

カードローンの限度額で千円未満の扱いが気になるケースは、主に以下の3つに分けられます。

  • 借入時
  • 返済時
  • 増額時

融資を利用するなら借り入れと返済は必ず生じるものですし、長くカードローンを使うなら増額も重要なので、千円単位のお金の処理は多くの人が経験するでしょう。

分からなければその都度金融業者に聞いても良いですが、電話による質問は営業時間や混雑の兼ね合いがありますし、メールによる質問は返答に時間がかかりやすいです。

カードローンを使う場合、こうした疑問を自分で解決する力も必要なので、その問題解決のお手伝いをしたいと思います。

最小単位はいくら?借入時に操作する金額単位について

まずは借入時についてですが、千円単位の処理があるかどうかは『借り入れの最小単位』を見れば分かるでしょう。

カードローンで借りられる最大限度額は金融業者によって異なりますが、引き出せる最少額は比較的共通しています。

金融業者名 最小借入単位
三菱東京UFJ銀行 千円単位(自行もしくはコンビニATMのみ)
みずほ銀行 千円単位(自行もしくはコンビニATMのみ)
アイフル 千円単位(自社ATMのみ)
プロミス 千円単位(自社ATMのみ)

このように、有名な金融業者の多くは『千円単位』での利用となっており、給料日前のちょっとした出費に対応するにも便利ですね。

ただ、使うATMによっては1万円からの貸し付けになるので、小口融資を利用するなら先にATMの対応状況を見ておきましょう。

硬貨の引き出しは不可能?千円未満を借りられない理由

先ほどの表を見てもらえると分かりますが、『カードローンでの借入最小単位のほとんどは千円以上』であり、千円未満…つまり硬貨は借りられません。

この理由については、普段使っている銀行ATMとのやり取りを想像すれば分かるでしょう。ほとんどの銀行預金の引き出しが『千円単位』になっており、カードローンもその銀行ATMで使うことが多いとあれば、硬貨対応について同じでも不思議ではありませんね。

また、カードローンでの融資は『振り込み』でも対応してもらえますが、この場合でも千円単位がほとんどです。カードローンでお金を借りる場合、「お札しか借りられない」と理解してから使いましょう。

ただ、例外として『自動融資機能』を使う場合、一円単位からの利用も可能です。

☆自動融資とは?
三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行などの一部が対応している融資方法で、『口座とカードローンを連携させることで、引き落としの際に不足したお金を限度額から自動で融資する機能』です。

公共料金の引き落としは一円単位で変化するため、それに対応する場合のみ「カードローンでも千円未満の貸し付けが受けられる」と思いましょう。

返済なら取り扱い可能?千円未満を完済する方法とは

次にカードローンの返済時についてですが、カードローンの利息が日割りなので千円未満の金額が付与されることもあり、硬貨の取り扱いも可能になっています。

「次の返済で終わりそうだけど、残りの端数はどうやって返そうかな?」と思ったら、以下の方法を利用して完済しましょう。

  • ATMに硬貨を投入
  • 銀行振り込みにて金額を指定する
  • 引き落としの際に端数も落としてもらう

カードローンならATMを使って返す人も多いですが、銀行口座でも支払いなら硬貨に対応してくれるように、そちらと同じ感覚で完済できます。「引き出すときは千円単位だけど、払うときは硬貨にも対応してくれる」と覚えておきましょう。

また、一部のカードローンは『多めに支払ったら指定した口座にお釣りとして返還する』というサービスもあります。この場合は硬貨がなくとも紙幣だけで千円未満が返せるため、対応していればかなり便利ですね。

端数返済は確認が必須?千円未満の扱いを確認しよう

借入時に比べ、返済では硬貨の扱いも柔軟です。ただしいくつか注意点もあるので、「端数が残っていてもこれで完済だ!」とは思い込まないようにしましょう。

  • ATMの中には硬貨未対応の機種もある
  • 端数の引き落としは事前に相談が必要
  • 銀行振り込みは手数料に注意

特にATMで硬貨を返済する場合、コンビニなど一部の機種は未対応なので、ぴったりの金額を用意していても支払えないケースが良くあります。

銀行や消費者金融の専用ATMなら大抵は大丈夫ですが、近くにそうした支店がない場合、完済するなら他の方法に切り替えましょう。

また、振込手数料がかかる銀行を使うならその手数料も含めて計算しないと、端数が残る可能性もあります。銀行振り込みで返す際の手数料はこちらが負担するので、振り込み内容は再三確認してください。

どれくらい変わる?カードローンの増額で増える単位

カードローンは限度額が多いほど使い勝手が良くなるので、長く付き合うなら『増額』は欠かせません。この増額のパターンについては、多くのカードで共通しています。

増額のパターンは主に2つで、一気に増えるケースと10万円ずつのような小幅上昇があります。大抵は後者のような増え方なので、最大限度額まで増やすなら根気が必要です。

大きく増える場合と小さく増える場合の違いについては、主に以下のような差があります。

☆限度額が大きく増えるケース
・金融業者から増額の申し出があった
・完済後に増額するなどの約束があった
☆限度額が小さく増えるケース
・自分から増額に申し込んだ
・実績がまだ少なめだった

多くの人は少しずつ上がっていくとはいったものの、大抵のカードローンでは『最低でも10万円からの増え幅』なので、普段使いには不自由のない上昇率といえるでしょう。

少なくても10万円?千円未満の増額は不可能なのか

カードローンの限度額は小さくとも10万円ずつ増えるように、千円未満の増額指定はできず、1万円単位にも未対応です。

多くのカードローンは最低限度額が『10万円から』なので、増やす場合も10万ごとに基準を設けており、それ以下になると処理も煩雑になるのでしょう。実際のところ、多くの人はそれで不自由していません。

また、「どうしてもこれくらいは増やしたい!」という希望はできるものの、増額に関してはほとんどが金融業者の一存で決定されます。「50万円くらい増やして欲しかったけど、結局は20万円しか増えなかった…」なんてこともあるため、細かい指定は期待できません。

幸い、カードローンは『限度額内なら千円単位で指定できる』商品が多いので、多めに増やしてもらっておき、千円未満の借入額は切り上げて借りましょう。そうすることで、借入額は最小限に抑えられます。

一番注意すべきはココ!千円未満の返済が残った結果

借入、返済、増額…それぞれのケースで千円未満の扱いについて見ていきましたが、この中でも特に注意すべきは『返済』についてです。

カードローンの返済で千円未満…それこそ利息がほぼ付かないような残高しか残らなかった場合、引き落としが発生せずに完済状態と見なされることがあります。

通常は返済に遅れて黙っていると連絡がきますが、千円未満の少額だと引き落としが発生しないのに連絡も来ず、「まあこれくらいならいいかな?」と考えるかもしれません。

ただ、金融業者は顧客が多いせいか対応にも個人差があり、中には「10円くらいの返済残高を放置していたら、数年後にいきなり請求された」なんてケースもあります。残った金額から考えると支払い額は微々たるものですが、それでブラックリストになれば、たまったものではありませんよね?

したがって、こうした端数が残らないように振り込みや引き落としを依頼しておき、返済残高は0にする癖をつけておきましょう。

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