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有給消化中のキャッシングはOK?退職前に要チェック!

一定期間を働いていれば必ずもらえる有給休暇。正社員だけではなく、アルバイトやパート、派遣社員でももらえます。

とはいえ、仕事が滞ってしまうことがあるので、普段は利用せず、退職前にまとめて利用するという人もいます。人によってはかなり長い休暇になることも。

退職前の有給休暇中、お金を借りようと思うことがあるかもしれません。でも、ここで気になるのが「もう仕事を辞める」ということ。もしかすると、返済のあてがないと思われてしまって借りられないかも?

退職前の有給休暇消化中、キャッシングやカードローンなどでお金を借りることができるのでしょうか。気になるポイントを抑えておきましょう。

基本をチェック!お金を借りる時の最低条件とは

お金を借りる時には、様々な条件と向き合うことになります。その条件は、法律をもとに金融機関がそれぞれ決めることになっています。条件をクリアできるかどうかを判定するのが審査ですね。

お金を融資してくれる方法として、キャッシング、カードローンがあります。どちらも審査がありますが、審査の内容は、どこの金融機関でも、以下のようなことが重要視されることになっているようです。

  • 年齢
  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数

他にも細かいチェックポイントはたくさんありますが、まずはこの点を考えておきましょう。これらのポイントは、どんな金融機関から借りようと思っても、必ず審査される項目です。

最も必要なのは何?安定収入の重要さとは

年収、勤務先、勤続年数で何が分かるのでしょうか? それは「返済能力について」です。お金を借りるのなら、必ず返さなければいけませんよね。その返済に対して、どの程度の返済能力があるのかを見られる項目です。

返済能力は、すなわち「安定した収入」があることに他なりません。勤務先や勤続年数を気にされるのも当然と言えるでしょう。審査の時、どんな勤務先なのか、勤続年数は長いのかどうかで、返済能力を判断されます。

そう、つまり、「これからも働き続ける」ことを前提として審査が行われるわけですよね。こうなると、「退職を前提とした有給消化中」という立場だと、申し込みをしても良いのかどうか、かなり迷ってしまいます。

有給消化中の立場に問題なし!安定して審査ができる!

退職を前提とした有給消化中だと、何よりも「退職する=近い将来無職になる」という想像をされてしまいそうです。たとえ転職予定があっても、それが成功するかどうか、金融機関に保証することは難しいと言えます。

こういった事情から、「有給消化中のキャッシングやカードローンの申し込みは難しいのではないか」と思っている人が多いようなのです。しかし、そこまで悲観することはありません。

有給消化中という立場は、決して不安定なものではありません。もちろん無職というわけでもありません。れっきとした「在職中」の立場です。お給料も発生していますし、身元もしっかりしています。

  • 有給は在籍しているからこそ発生する
  • 在籍中は社内規定に基づき、給与が発生する

つまり、在籍と給与=返済に回せるお金があるということになりますので、キャッシングやカードローンに申し込むことは、全く問題ないと言えるでしょう。

自己申告は基本不要!ただし収入との兼ね合いを!

そもそも、申し込みの時にわざわざ「有給消化中です」と申告する必要はありません。自分から「これから今の会社を辞めます」と宣言したところで、良いことは何もないと思いませんか?

特に、既に転職が決まっている人であれば、先々の収入に不安もありません。返済能力について、金融機関側にいたずらに不安を抱かせる情報は控えても構わないでしょう。逆に、不安を覚えた金融機関側が、審査を厳しくすることになってしまっては意味がありません。

とはいえ、転職が決まっていない人、収入のあてが途絶える人は、借り入れ額を低めに抑えておく必要があるかもしれません。返済の問題があります。安定した立場になるまで、普通以上に計画的な利用を考えるようにしておきましょう。

無職になる前に契約を!有給消化中は在籍扱い!

説明した通り、有給消化中は「在籍」の扱いになります。退職前提で休暇中だろうと何だろうと、退職するその日までは在籍です。これは法律でも決まっていることですので、特に深く考える必要はないでしょう。

先にも説明しましたが、キャッシングやカードローンの申し込みの時、わざわざ有給消化中であることを説明する必要はありません。金融機関側が求めるのは、「申し込み時点での」情報です。

とはいえ、有給消化中ということは、そう遠くない時期に会社を辞めるということですよね。となると、会社にいる間に審査を終えられるよう、少し急いで動く必要があるかもしれません。

有給消化中に審査を終える理由は?審査後を考えて!

有給消化中、つまり在籍中に審査を終えておいた方が良いというのは、いくつかの理由が挙げられます。

  • 審査に時間がかかる場合がある
  • 必要書類が在籍中にしか有効でない場合がある

審査の速い消費者金融であれば、それほど意識しなくても良いことかもしれません。しかし、申し込み先が銀行であった場合は、審査に少し時間がかかることを覚悟しておいた方が良いでしょう。

審査に時間がかかっているうちに、有給消化期間が終了し、そのまま退職になってしまうかもしれません。そうなると、申し込んだ時点での情報と違ってしまいますので、虚偽の情報で申し込みをしたことになってしまいますよね。

また、身分証明書に健康保険証を利用している場合、退職と同時に会社に返還しなければいけません。まだ審査が終わっていないのに手元から失うことになると、やはり申し込み時点との情報とは違うことになってしまいます。

審査には時間の余裕を!できれば早め早めに!

このように、審査をしている間に、個人情報が変わってしまうことがないとは言い切れません。こうなってしまっては元も子もありませんから、有給消化中に審査が終わり、結果が通知されるかどうか、前もって知っておく必要があります。

金融機関 審査期間
銀行 即日~数週間
(商品によって異なる)
消費者金融 大手なら基本即日

銀行の即日から数週間というのは、商品によって異なるため、このような幅が出てきます。基本的に、消費者金融と提携している商品であれば即日、それ以外は平均的には一週間程度と考えると良いでしょう。

消費者金融と提携している商品を見分けるには、商品説明の中にある、保証会社を見ると良いでしょう。ここに消費者金融やその系列会社の名前があれば、即日審査が可能な商品であることがほとんどです。

対して、大手の消費者金融であれば、審査期間に関して言えば、ほぼ心配しなくても良いと言えるでしょう。大手の消費者金融は即日審査、即日融資をセールスポイントにしていることが多いですし、やはり有給消化中であることは問題視されません。

ここで気を付けたいのは、消費者金融でも、規模の小さい中小に申し込んだ時のことです。中小の消費者金融は、大手の消費者金融ほど、審査をスピーディに行うことができない時もあります。

そういう時は数日から数週間、銀行と同じように待たされることがあります。この間に有給消化中が終わってしまっては大変です。中小の消費者金融に申し込む時は、大手の消費者金融に申し込む時よりも、時間に余裕を持つようにしましょう。

スピード審査の盲点!必要書類は事前にチェック!

消費者金融の審査は速く、有給消化中にお金を借りる時には、あまりタイムリミットを気にしなくていいというメリットがあります。退職を目の前にした人にはありがたい存在です。

しかし、それでも思わぬ部分で時間を使ってしまう危険性があることを理解しておきましょう。消費者金融は貸金業法により、必要な書類の提出が義務付けられています。この書類の中に、収入証明書が入るケースを考える必要があります。

条件 証明書提出
借入希望額が50万円以上 必要
借入希望額が50万円未満 (基本的には)不要

このように、借入希望額によっては、収入証明書が必要となります。この時、収入証明書に利用できるものはいくつか存在します。

  • 源泉徴収書
  • 所得証明書
  • 直近の給与明細

他にも収入が分かるものであれば、特に形式は定められていません。しかし、人によっては、会社に言って用意してもらわなければいけないことがありますよね。会社を退職した後では、それを頼むこともできません。

こういった可能性を踏まえて考えると、消費者金融から一定金額以上を借りようとする時は、先に書類を整えておく必要があります。有給消化中にできるよう、十分に計算しておきましょう。

また、借入希望額が50万円に達していない場合でも、消費者金融側から収入証明書の提出を求められることがあります。50万円未満の希望額だからとのんびり構えずに、やはり余裕を持った申し込みをすることが望ましいですね。

ただし、ごく稀なことですので、基本的にはそんなに心配をする必要はありません。万一を考えて、早めに動いた方が良いだろうという程度の認識で充分でしょう。

書類が面倒…そんな時にはちょっと低めに!

有給消化中に全ての手続きを終えられそうだけど、書類の準備が面倒……という人もいるでしょう。確かに、退職前でゆっくり(あるいはばたばた?)している時に、そういう書類を揃えるのは手間がかかります。

そんな人は、借入希望額を低めに申請してみることをお勧めします。本当は50万円以上を希望していたけれど、収入証明書の準備が有給消化中に間に合いそうもない、という人に向いています。

50万円より少し低めに設定しておけば、基本的には収入証明書の提出が不要とされていますから、良い方法と言えるでしょう。

利用しているうちに信用度が上がり、増額も可能となっていきます。50万円を以上をすぐに利用する事情がないのであれば、先に収入証明書なしで契約できる借入希望額にしておき、後々で増額をするのも良い手ですよ。

在籍確認の電話に出られない!そんな時でも大丈夫

有給消化中、退職前に必ずしておかなければいけないこととして、在籍確認があります。これは退職してしまっては絶対にできないことですので、何が何でも有給消化中、退職前にしておくようにしましょう。

キャッシングやカードローンの契約申し込みをすると、在籍確認の電話が必ず入ります。この確認が取れなければ、審査に通ることは決してありません。

在籍確認の電話は、本当にその職場で申込者が働いているかどうかを確認します。つまり、返済能力を審査する作業の一環なのです。

中には、お金を借りることを知られたくない人もいるため、この在籍確認の電話は非常に嫌がられることがあります。しかし、金融機関とは分からないように、個人名などで電話をかけてくることがほとんどですので、そこまで心配しなくても大丈夫ですよ。

有給消化中だから在籍確認電話に出られない…でも大丈夫!

有給消化中にキャッシングなどの申し込みをすると、会社にかかってくる在籍確認の電話に出ることができませんよね。まさかその電話のためだけに会社に行くのも嫌ですし、かと言って、出ないのも不安……と思っている人は安心して下さい。

  • 在籍確認電話は本人以外でも対応可能
  • 在籍(当日の出勤、欠勤)を確認するだけでOK

在籍確認の電話に出るのは、何も本人と限られてはいません。要は「その会社にいるかどうか」を確認できれば良いので、他の人でも構わないのです。プライバシーの問題を心配する人は、どうか安心して下さい。

中には、金融機関の名前を名乗って電話をかけてくることがデフォルトになっている金融機関もあるかもしれませんが、それは申し込みの段階で、「個人名でお願いしたい」などの希望を告げることができるのです。プライバシーも守られますね。

内容も、お金の審査であることは一切口にしません。「(申込者さんは)いらっしゃいますか?」という質問程度です。これなら、電話口に出た人も、嘘をつかずに対応することができますよね。

本当に在籍していれば、いなくても「今日は欠勤です」と答えるはず。これなら、在籍しているという証明になります。本人が有給消化中で、会社に出勤することがなくても、こうやってしっかり在籍確認できますよ。安心してお休みしちゃいましょう。

会社によって対応様々…そんな時には説明を!

有給消化中とはいえ、まだ在籍しているのですから、在籍確認にもそのように返答しますよね。しかし、会社によってはそうでもなく、それぞれの対応があるようです。

中には、「退職前の有給消化中=退職」という解釈をする会社もあるようです。こういった会社に金融機関が在籍確認の電話をかけたら、まだ在籍しているのに、「もう退職しました」と言われてしまいかねません。

その危険性がある会社にいる人は、前もって会社の人に説明をし、協力を仰いでおきましょう。プライバシーを気にすると難しいかもしれませんが、審査に落ちては元も子もありませんよ。

退職前とはいえ、れっきとした在籍者です。いらない遠慮をするよりも、最大限にその立場を活用して、スムーズな契約ができると良いですね。もちろん、先々に収入とバランスを取って利用するのをお忘れなく!

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