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年収400万円!借りれる額の上限はどこも同じなのか検証

年収400万円の人がカードローンでお金を借りる時、どこを選ぶとたくさん借りることができるのか、気になりませんか?

ここでは借りれる額の上限を探っていきます。消費者金融、銀行、信用金庫、借入れ先はたくさんありますよね。そして、申し込む人の状況によっても借入れできる金額は変わってくるのです。

今後お金が必要になった時に、どういった金融機関を選ぶとお得に借りることができのか、参考にしてみてくださいね。

消費者金融で借入れ!気になる上限はいくら?

消費者金融は貸金業法が適用となります。貸金業法には以下の決まりが定められています。

  • 借入れ総額が年収の1/3まで
  • 専業主婦の借入れには配偶者の同意が必要
  • 一定額以上の借入れには収入証明書が必要
  • 個人事業主は決算書等の書類が必要
  • 個人の信用情報の登録が必要
  • 新たな借り入れの上限金利は20%以下

ここで、借りれる額の上限について触れているのは最初の「借入総額が年収の1/3まで」というルールですね。

借入総額は年収の1/3まで

貸金業法によって借りれる額の上限が決められているため、年収400万円の人であれば、400÷3でだいたい130万円が上限額となることが分かります。

つまり、130万円以上の借入希望額で申し込みをすると審査に通ることはありません。これは、申込み先がアコム、プロミスなどの大手消費者金融だろうが、フクホー、アローなどの中堅消費者金融だろうが同じ貸金業者なので変わりません。

また、他社の借入れがあれば合わせて年収の1/3までとなりますから、例えば既に100万円借入れをしている場合では、新たに申し込みをしても30万円の借入れしかできません。

借入可能額 既に他社で借入れ 新たに借りれる額
130万円 0円 130万円
130万円 30万円 100万円
130万円 100万円 30万円

銀行で借入れ!上限額は決まっていない?

消費者金融では貸金業法があることを紹介しましたが、銀行は適用となるのでしょうか?実は、銀行には銀行法があるため、貸金業法は適用外となっています。

金融機関 適用する法律
消費者金融 貸金業法
銀行 銀行法
信用金庫 信用金庫法

銀行法では総量規制がありません。そのため「借入金額は年収の何割まで」などの制限はないため、銀行は借主の返済能力を見て融資額を決定します。具体的には、どのような方法があるのか紹介していきましょう。

銀行は審査で融資額を決定!

融資額の決定に影響を与える審査内容は以下になります。

  • 商品内容
  • 返済能力
  • 他社の借入状況

商品内容では、単純に利用条件を満たしているかどうかがポイントですね。営業エリア内の人しか申し込みが出来なかったり、年齢制限があったりしますよね。こういった条件を満たすことで商品内容の審査に通ることができますよ。

返済能力では、年収、勤務先、居住などの項目から、返済に充てることができる金額はいくらなのか算出することですね。勤務先が大手企業であれば安定した収入が見込め、家賃や住宅ローンの支払いを差し引いて、返済に充てることができる具体的な金額を出すことができるのです。

他社の借入れ状況では、今いくら借入れをしていて、毎月いくら返済に充てているのかを、把握することができます。他社への返済があれば、それだけ返済の負担が増えてしまいますので、新たな借入は少なめになってしまいますね。

知らないと落ちるかも?もともと年収制限がある商品も

商品の中には、融資額に年収による制限があるものもあります。例えば、もみじ銀行「マイカードプレミアム」を見てみましょう。この商品では利用条件で前年度年収200万円以上の方が対象となっています。つまり、前年度年収が200万円未満の方は申し込むことができません。

そして、融資額は最高500万円となっていますが、500万円を借りることが出来る人は、年収1,000万円以上の人に限られています。

年収 利用限度額
200万円以上 50万円・100万円
300万円以上 150万円
400万円以上 200万円
500万円以上 250万円
600万円以上 300万円
800万円以上 400万円
1,000万円以上 500万円

この表を見ていくと、最大でだいたい年収の半分までが借入可能な金額と判断できますね。つまり、年収400万円の人であれば最高で200万円まで借入れ可能と言えますよ。

信用金庫で借入れ!いくらまで借りれる?

信用金庫では信用金庫法という法律に基づいています。中には、銀行と信用金庫が同じだと思っている人もいますが、実は以下の点で違いがあります。

金融機関 組織 融資対象
銀行 株式会社組織の営利法人 制限なし
信用金庫 会員の出資による協同組織の非営利法人 会員

つまり、銀行では融資対象の制限はなく、営利目的で運営を行っていますが、信用金庫では地域の相互扶助を目的としているため融資対象は会員となり、利益主義ではなく地域社会の利益を優先しています。営業地域は一定の地域に限定し、預かった資金はその地域の発展に生かされています。

信用金庫も審査で融資額を決定

営利目的ではないと言っても、経営して行くためには誰にでも好きな金額を貸すことはできません。そこで信用金庫でも銀行同様に審査を行って、融資額を決定しています。また、地域の相互扶助を目的としているため、融資対象は地域に住んでいるor働いている人となっていますよ。

碧海信用金庫では100万円超300万円の限度額に申し込む時には前年年収300万円以上の方となっています。また、播州信用金庫では融資額100万円までの「ばんしん夢みらいカードローン」に勤続2年以上で年収200万円以上の方が利用対象となっています。

金融機関 融資額 対象となる年収
碧海信用金庫 100万円超300万円 300万円以上
播州信用金庫 100万円まで 200万円以上

つまり、100万円の借入れをしようと思ったら、年収は200万円~300万円は必要ということですね。そう考えると、200万円の借入れでは年収400万円~600万円が必要となり、年収400万円で借りれる額に200万円までの可能性が出てきますよ。

検証結果!年収400万円で借りれる額の上限

これまでのことを整理すると、消費者金融では年収の1/3までとハッキリ定まっているため、借りれる額は130万円程度となります。銀行や信用金庫では、借りれる額は最大年収の半分程度となりますので、200万円程度ですね。ただし、審査を行いますので、申込む人の状況や商品条件によって金額は変わってきます。
金融機関 借りれる額
消費者金融 他社の借入れと合わせて130万円程度
銀行 130万円~200万円程度
信用金庫 130万円~200万円程度

審査でより多く借りれる人とは、年収が高かったり、借入先の金融機関と既に取引があり、信頼関係が築けていたり、他社から借入れをしていない人だったりしますよ。

  • 年収が高い
  • 借入れ先の金融機関と信頼関係が築けている
  • 他社から借入れをしていない

無担保・保証人なしのカードローンでは借りる人の返済能力や信用をもとにお金を貸します。そのため、信用がある人であれば、より多くのお金を借りることができます。銀行や信用金庫であれば、カードローン以外に給与の受取や公共料金の支払いなどで取引があれば信用が築けますね。

つまり、銀行や信用金庫は法律による借入上限はなく、年収、勤務先、居住、他社借入れ歴などの審査で限度額が決定しているので、年収400万円だから○○円!とは言い難いのです。

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