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フラワーキャッシングって今もある?フラワーの最新情報のまとめ

「フラワーキャッシング」という名前を聞いたことはあるでしょうか。うっすらと耳にしたことがあるかな?と思う方から、利用してたよ!という方までいると思います。

しかし、今は、大手消費者金融会社の宣伝広告は毎日のように目にするのにも関わらず、フラワーキャッシングという名前はまったく耳に入ってきませんよね。さて、フラワーキャッシングは今もあるのでしょうか。フラワーキャッシングの最新情報をまとめました。

フラワーキャッシングってどういう会社なの?

フラワーといえば、お花。バラ・ヒマワリなどなど色々なお花のキャッシング?そうなんです、そんな美しい名前のついたローンを扱っているのがフラワーキャッシングなんですね。

福岡にある日新信販株式会社が出していたキャッシング商品

フラワーキャッシングというのは、会社名ではなくて商品名です。福岡市博多区に所在する「日新信販株式会社」が出しているローン商品がフラワーキャッシングです。フラワーキャッシングというだけあって、ローンの種類の商品名がお花の名前になっている、特徴的なキャッシング商品です。

たとえば、「さくら」「ひまわり」「ばら」など。キャッシングだけど、なんだかワクワクしてしまう商品名ですね!それらの、お花の名前がつけられた商品名によって、融資額や金利が異なります。以下にまとめました。

ローン名 融資額 利息(年率)
さくら 1万円~100万円 17.52~29.2%
ひまわり 1万円~20万円 25.55%
ばら 51万円~200万円 15.00~17.52%
しゃくやく 51万円~100万円 21.90%
ダイヤ 1万円~70万円 25.55%
スイートピー 1万円~50
万円
20.00~22.63%

金利は、2010年の貸金業法改正前ですから、ずいぶんと高く感じられますね。現在では、法律で定められたために、金利は高くても18パーセントですが、当時は29.2パーセントが実質の最大金利として扱われていました。

また、フラワーキャッシングでは、中国・九州地方中心に融資を行っていました。貸し付け対応の地域は以下です。

  • (中国地方)広島県・山口県
  • (九州地方)福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島

フラワーキャッシングは即日融資もしてくれる

フラワーキャッシングでは、審査も融資もスピーディーということで評判です。審査時間は最短10分という超スピードで、急いでいる時でも安心して申し込みすることができます。また、即日融資にも対応していて、「しまった!今日中に○○万円必要だった!」と気が付いても、余裕をもって融資してもらえる可能性が高いので安心です。

と、こんなふうに、フラワーキャッシングのメリットを並べましたが、残念なことに・・・今は、フラワーキャッシングはないのです!ここで、フラワーキャッシングを販売していた金融業者である、日新信販株式会社の情報をまとめましょう。

日新信販株式会社は福岡の人気金融業者だった

日新信販株式会社は、昭和45年設立の、福岡県博多市にある消費者金融会社でした。昭和45年ということは、たとえば平成20年の時点で創立38年ですから、なかなか歴史のある会社です。

即日融資できてスピーディーな借り入れオッケーということで、中国・九州地方で知名度のあったフラワーキャッシングおよび日新信販株式会社だったのですが、バブル時代の失敗により、だんだんと業績が悪化してきたそうです。今の若い20代・30代の方は、中国・九州地方出身だったとしても、日新信販株式会社という会社はあまり聞いたことがない人が多いかもしれませんね。

現在、日新信販株式会社のホームページアドレスは無効になっていて、その行方がわからなくなってしまっている模様。それでは、フラワーキャッシング・日新信販株式会社は、今どこにいってしまったのでしょうか?!

フラワーキャッシングは消えて…今は京都にあり?!

フラワーキャッシングの最新情報を探るために、日新信販株式会社の歴史をできるだけ調べてみました。

日新信販株式会社は平成20年に「資本減少公告」を出している

平成20年に、一般に向けて、「フラワーキャッシングの資本が減りました」という、ちょっと寂しい?公告を出しています。3億5千万円減少したそうです。ちなみに、その時の日新信販株式会社は、第一交通産業グループでした。消費者金融会社なのに、交通産業グループというと、なんだか不思議ですよね。お客側としては、消費者金融会社としてしか見ていなくても、裏ではいろいろな組織が動いているのですね。

フラワーキャッシングも、実に複雑に、グループ会社になったり株が動いたりしているので、すべての情報をわかりやすくまとめるのは難しいですが、ともかく、平成20年に、すでに縮小していたということは確かです。

さらばフラワー。平成20年に京都の会社の子会社になる

そして、平成20年には、日新信販株式会社の株は、第一交通産業グループから移り変わります。その先、京都。京都の「株式会社TCカード」という会社に、日新信販株式会社は移ることとなります。そこから足跡が途絶えてしまう、日新信販株式会社。ああ、フラワーキャッシングは今どこに?!

景気に大きく左右され、揺れ動きが大きい金融業界。どんどん株式が動いてしまい、追いかけることは難しいのが消費者金融会社の特徴ともいえます。ひとつ言えるのは、フラワーキャッシングという便利なキャッシングサービスは、今や過去のものとなってしまったということですね。

さて、フラワーキャッシングの行方知れずが問題になるのは、利用中だった人たちです。また、フラワーキャッシングに「過払い金」が発生しているかもしれないという方も、困ってしまいますよね。

フラワーキャッシングに過払い金請求する時の注意点

2010年に貸金業法が変わったことによって、「過払い金請求」という、まるで一大ブームのような大事が起こり始めました。それは、「払いすぎた金利を消費者金融会社から取り戻す」というものです。

貸金業法の改正により、過払い金請求の広告が増えた

2010年に変わった貸金業法により、これまで29パーセントほどの金利を取ってきた消費者金融会社も、20パーセント以下に下げなければならないことになりました。それだけでも、消費者金融会社にとっては大きな痛手だといえるかもしれませんが、それに加えて、会社にとってはさらにマイナスなことが。

弁護士や司法書士が、「今まで金利を払いすぎていたのを返済してもらえる」というふうに宣伝をたくさん出すようになってきたのです。そもそも20パーセント以下で借りられたところを、9パーセントも上乗せして借りていたので、そのぶん余計なお金を払ってしまっているのを、「過払い金」と呼び、それを請求して返還してもらうのを「過払い金請求」と呼び、「弁護士や司法書士に相談して過払い金請求してください」と宣伝を打つようになったのです。

過払い金請求すれば、私たち消費者もお金が戻りますし、弁護士や司法書士も、成功報酬によってうるおいます。ところが、困ったのは消費者金融会社です。この過払い金請求のせいで、経営難になってつぶれてしまった大手会社もありますね。

今はない会社に過払い金請求することはできるのか

2010年以前に消費者金融会社を利用していた人なら、もしかしたら、過払い金請求して返金してもらえる可能性があります。

というわけで、かつて利用していた会社や、完済した会社にも、弁護士や司法書士を通じて過払い金請求する人が増えたわけですが、もし、その借りていた会社がもうなくなっていた場合、過払い金請求できるのか不思議です。今もある消費者金融会社であれば、「過払い金請求します」と連絡することができますが、所在もつかめない会社にどのように連絡するのでしょうか。

フラワーキャッシングがまさにそのひとつ。行方知れずになってしまっている、日新信販株式会社からたくさん借りていて、ぜひ過払い金請求したい!と思っている人もいることでしょう。その場合、弁護士や司法書士に頼むと、どのようなことになるか考えてみます。

まず、フラワーキャッシングに連絡を取るのは非常に難しいため、過払い金請求はできないと断られる場合もあるでしょう。しかし、このような、なくなってしまった会社から過払い金請求をするよ!と宣伝している、弁護士事務所もあるのです。というのも、完全になくなってしまった会社なのか、まだ生き残っているのかにもよって、過払い金請求できるかどうか決まるからです。

完全になくなってしまった会社であれば、いくらプロを間に挟んだとしても、返金はされません。しかし、株式が変わったりしているけれどまだ続いていれば、過払い金は戻ってくる可能性があります。消費者金融会社自体が破産していなければ、少しは返済される可能性があります。

無理やり過払い金請求してもデメリットしかないかも

フラワーキャッシングに過払い金請求したとしても、返金してもらえるかは、はたして微妙なところです。資金に余裕があるわけではなさそうですし、連絡を取るのも非常に難しいですよね。

しかし、一部の弁護士事務所では、フラワーキャッシングの名前をあげて、過払い金請求をできるというような宣伝文句でお客さん集めをしているところもあります。一ミリでも可能性があるのならばかけてみよう、と思う方もいるかもしれませんが、はたして、それがどの程度あなたにメリットがあるかはわかりません。

専門家を通して過払い金請求するのにも費用が必要です。その費用が、過払い金請求して戻ってきたお金よりも高かったら、あなたにとってマイナスになってしまいますよね!優良事務所ならばそんなことにはならないようにしてくれるとは思いますが、弁護士事務所の中にはあまり良いとはいえないところもあるので、あなたが危険な目にあわないように、専門家選びは慎重に行いたいところです。

また、いくら腕の立つ専門家といえども、もうお金のない会社からたくさん取り戻すことは難しいので、万が一、フラワーキャッシングに過払い金請求できたとしても、そこまで期待しない方がよさそうです。

潰れた会社名を語る闇金融にだまされないようにしよう

さて、話は少々変わりますが、あなたの周りにひそむ、恐ろしいヤミ金融業者のお話です。フラワーキャッシングを利用して、悪質な行為を働くヤミ金融業者が存在するおそれがあることを知っておきましょう。

ヤミ金融業者はそれと見分けにくいものもある

ヤミ金融業者とは、正式な届け出をせずに、ウラでコソコソと商売をしている金融業者のことです。届け出をしていないので、法律をやぶっても見つかりづらいため、違法な高金利をとったりして、私腹を肥やしているのです。ことに、多重債務者など、お金に困っている人を、甘い言葉で誘い出し、「トイチ」「トゴ」などの超高金利で押し貸しするというのがよくある手口です。

ヤミ金融業者は、いかにも怪しい顔をしていれば避けることができるのですが、いかにもクリーンな顔付きをして近づいてくるものがあるので厄介です。中小の地方の消費者金融会社かな?と思わせて、実はヤミ金融業者だった!というパターンはよくあるようです。

「クリーンで優良な消費者金融会社だ」と私たちに思わせるためには、イメージ作りが大事なので、あらゆる手を使って、良いイメージを作ってきます。

フラワーキャッシングの名前を語る悪質業者

たとえば、有名消費者金融会社の名前を利用して、「あれ?聞いたことがある名前かな?じゃあ安心かも」と思わせるのも、彼らの手口です。よく見るとカタカナが一個違っていたり、つづりが違っていたりするのですが、パッとみた時には気づきにくいので、そのまま安心して申し込みしてしまう人を狙うのです。

中には、今はないキャッシング会社の名前を利用して、お客さんを集めようとする業者もいます。ヤミ金融業者や商品の名前を聞いた時に、「あれ?このローンの名前、ずっと前に聞いたことあったかな?」なんて思わせて、最初の警戒心を解くのです。今はない消費者金融会社の名前やそのローン商品の名前なんて山ほどありますから、利用し放題なのですね。

ですので、フラワーキャッシングという名前で今も営業しているヤミ金融業者がどこかにいるかもしれません。「昔友人が使ってたフラワーキャッシングだから大丈夫」などと、早合点してしまうと、とんでもない目にあうことになってしまうかもしれないので、注意しましょう。

また、会社名や商品名をコロコロ変えて営業するのも、ヤミ金融業者の手口です。今後、消費者金融会社を利用する時には、あまり聞いたことのない名前だったり、大手ではないカードローン会社であれば、そのクチコミや体験談を調べるなどして、しっかりと下調べしてから申し込みすることをオススメします。

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