まとまったお金が必要!そんな時に助かるのが銀行カードローンですね。消費者金融では最高融資額は500万円となっていますが、銀行カードローンでは最高融資額が800万円や1000万円のところもあります。
ここでは、まとまったお金が必要な人のために、上限800万円のカードローンに絞って紹介していきます。「オリックス銀行」「じぶん銀行」「イオン銀行」「三井住友銀行」の4社が上限800万円となっていますよ。「教育ローンやマイカーローンの代わりに利用したい」という人に、ピッタリな内容ですね。
カードローンの上限である800万円を借りるには、実は年収がポイントとなります。貸金業法が適用している消費者金融では年収の1/3を超える借入れは出来ません。
銀行カードローンでは貸金業法ではなく銀行法が適用されますので、年収の1/3といった明確な判断基準はありませんが、年収から見て返済不可能な人は借りることはできません。
金融機関 | 借入上限額 |
---|---|
消費者金融 | 年収の1/3まで |
銀行カードローン | 年収の1/3~1/2程度 |
返済実績とは、カードローンで借りては返すということを繰り返し、金融機関と信頼関係を築くことですね。金融機関から「確実に返済してくれる人」と、判断されると高額な借入がしやすくなりますよ。
増額申請する時のポイントにもなります。カードローンの基本は「申込み時は小額で申込み→返済実績を作る→増額申請で高額借入れ」ですので、高額な借入れには返済実績が重要なのです。
今回紹介する4社は借入れ先が銀行となりますので、カードローンに限らず給与振込み、公共料金の支払い、クレジットカードの引き落とし等で取引履歴があれば、審査に影響する可能性もありますね。特にクレジットカードの引落しに延滞がないことが大切ですよ。
それでは、具体的に各銀行カードローンの特徴を紹介していきましょう。
まずは4社のうちの1社目に、オリックス銀行カードローンの詳細を見ていきましょう。
オリックス銀行カードローン | 詳細 |
---|---|
融資額 | 800万円まで |
金利 | 年3.0%~17.8% |
担保・保証人 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書(300万円超) |
申込みできるのは以下の人になります。
オリックス銀行カードローンの特徴は以下が挙げられますね。
利用明細は郵送で自宅に届く場合が多いですが、オリックス銀行ではウェブサイトのお客さま専用画面で確認できます。書面だと保管や整理に困りますが、ウェブサイトなら見たい明細をすぐに見ることができますね。
ローンカードの発行があるので、提携ATMで借入れ・返済も可能になっています。提携ATMの利用手数料も終日無料となっていますので、時間外に預貯金を引き出すよりお得にお金を手に入れることができますね。
もちろん、時間外手数料を払う代わりに借入れをした時には、翌日預貯金を下ろして返済しておかないと利息が時間外手数料以上に増えてしまいますが…
けれど、提携ATMも多く1000円単位で借入れができるので、外出先で普段利用する銀行ATMが見つからない時には助かりますよね。提携ATMは以下があります。
お金を借りる時には返済のことも考えておかなければなりません。特に高額であればあるほど、月々の返済額がいくらになるのか把握しておく必要がありますよ。
借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
30万円以下 | 7,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 30,000円 |
150万円超200万円以下 | 35,000円 |
200万円超250万円以下 | 40,000円 |
250万円超300万円以下 | 45,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 70,000円 |
600万円超 | 80,000円 |
借入残高によって毎月の返済額が変わってくるので、余裕がある月にまとめて返済して行くと利息も少なくなり、月々の返済額も少なくなりますね。
次に4社のうちの2社目に、じぶん銀行を紹介します。じぶん銀行と聞くと「auユーザーではないから、自分は違う」と勘違いしていませんか?auユーザー以外でも利用できますので、しっかり見ていきましょう。
じぶん銀行カードローン | 詳細 |
---|---|
融資額 | 800万円まで |
金利 | 年2.4%~17.5%(au限定割:年2.3%~17.4%) |
担保・保証人 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(口座なしの場合)・収入証明書(300万円超) |
申込みできるのは以下の人になります。
安定した収入には自営業・学生・主婦・パート・アルバイト・年金受給者を含みますので、「正社員ではないからムリ!」と思う必要はありませんよ。
じぶん銀行カードローンの特徴は以下が挙げられます。
知っての通り「じぶん銀行」と言えばauですよね。先ほど、auユーザー以外でも申し込み可能なことは伝えましたが、auユーザーであれば金利がお得になるのです。
限度額 | auユーザー以外 | auユーザー |
---|---|---|
10万~100万 | 年13.0%~17.5% | 年12.9%~17.4% |
110万~200万 | 年9.0%~13.0% | 年8.9%~12.9% |
210万~300万 | 年7.0%~9.0% | 年6.9%~8.9% |
310万~400万 | 年6.0%~7.0% | 年5.9%~6.9% |
410万~500万 | 年5.0%~6.0% | 年4.9%~5.9% |
510万~600万 | 年4.5%~5.0% | 年4.4%~4.9% |
610万~700万 | 年3.5%~4.5% | 年3.4%~4.4% |
710万~800万 | 年2.4%~3.5% | 年2.3%~3.4% |
上記の表を見ると分かる通り、auユーザーであれば金利が0.1%マイナスになります。高額な借入時には金利は少しでも抑えたいものなので、とっても助かりますよね。
じぶん銀行では、借入方法は2種類となっています。ローンカードを使ってATMから借入をするか、振込みですね。ATMを利用する場合では借入時も返済時も手数料が無料となっています。
上記が提携先のATMとなります。上記のATMであれば、どの時間帯でも手数料無料で利用ができますよ。
じぶん銀行には返済サイクルを選ぶことができます。
期日指定返済とは、分かりやすく言えば指定日に毎月返済することですね。好きな日を指定することができますので、給料日あとに設定しておくとお金が手に入ってすぐに、返済に回すことができますね。
35日ごと返済とは、その名前の通り35日ごとに返済となります。期日指定返済ではATMで返済、自動支払い返済の2種類から設定することができますが、35日ごと返済の場合はATMで返済のみになります。
3社目には主婦に身近なイオン銀行カードローンの詳細を紹介していきます。
イオン銀行カードローン | 詳細 |
---|---|
融資額 | 800万円まで |
金利 | 年3.8~13.8% |
担保・保証人 | 不要 |
口座開設 | 必要 |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書(300万円超) |
申込みできるのは以下の人になります。
イオン銀行の場合は普通預金口座を持っていることが、申込み条件となっています。また、安定かつ継続した収入にはパート、アルバイト、自営業も含まれますよ。
イオン銀行カードローンの特徴は以下が挙げられますね。
インターネットバンキングを利用すると、以下のサービスをラクラク受けることができます。
例えば、クレジットカードの引き落としで支払い口座にお金が必要な場合には、借入して支払い口座に入金するとOKなので、パソコン上の操作だけで借入れ、引落し口座に入金が可能になりますよ。利用明細もウェブで確認できるため、保管がラクになりますね。
返済額は残高に応じて毎月変わっていきます。
残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超40万円以下 | 5,000円 |
40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 15,000円 |
100万円超150万円以下 | 20,000円 |
150万円超200万円以下 | 25,000円 |
200万円超250万円以下 | 30,000円 |
250万円超350万円以下 | 35,000円 |
350万円超450万円以下 | 40,000円 |
450万円超600万円以下 | 50,000円 |
600万円超 | 60,000円 |
残高が少なくなれば返済額も少なくなっていくので、余裕のある月に多めに返済して月々の返済をラクにしたいですね。そのため月々の返済は口座からの自動引き落としですが、余裕のある月にはATMやインターネットから任意返済を行いましょう。
最後に都市銀行である三井住友銀行カードローンの詳細を見ていきましょう。
三井住友銀行カードローン | 詳細 |
---|---|
融資額 | 800万円まで |
金利 | 年4.0%~14.5% |
担保・保証人 | 不要 |
口座開設 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書(300万円超) |
申込みできるのは以下の人になります。
三井住友銀行カードローンの特徴は以下が挙げられます。
三井住友銀行カードローンでは審査時間が30分と早く、最短で即日融資も可能になっています。またローン契約機によるカードの受取りが可能なので、「即日融資を受けたいなら銀行窓口の営業時間までに手続き完了」といった縛りを受けません。
審査時間は9時~21時となっていますので、この時間帯で審査を受けてローン契約機でカードの受取りを行うと、窓口時間外でも即日融資が可能ですよ。
カードローンのカードは、ローン専用カードを作るか、既にお持ちの普通預金キャッシュカードでカードローンの利用をできるようにする方法があります。その際には借り入れ先に利用できるところと、できないところがありますので、あらかじめチェックしておきましょう。
ATM | ローン専用カード | キャッシュカード |
---|---|---|
三井住友銀行ATM | ○ | ○ |
イーネットATM | ○ | ○ |
ローソンATM | ○ | ○ |
セブン銀行ATM | ○ | ○ |
ゆうちょ銀行ATM | ○ | ― |
提携金融機関ATM(手数料必要) | ○ | ― |
これまでの情報を踏まえて、利便性、金利、月々の返済額、特徴などを考慮して、どの金融機関がピッタリかを選びましょう。
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