いつでも融資が使えるカードローンは非常に便利ですが、気になるのはその利息です。他の融資方法に比べてやや高めなので、「できるだけ節約してカードローンを使いたい!」と考える人は多いでしょう。
実はカードローンの金利は初期値が全てではなく、『お得な利息で使うコツ』もちゃんと存在しています。中には利息を0にして借りる方法もあるので、カードローンを多用する人ほど知っておきたいですね。
利息を節約して融資を受ける方法について、分かりやすくご紹介いたします。
カードローンの金利をお得にする方法は、主に3つほど存在しています。
カードローンの金利を下げる方法には『一時的なもの』と『持続するもの』があり、基本的には一時的な引き下げほど下げ幅が大きいでしょう。
金融業者からすると利息収入にて営業しているので、たとえば金利が0になるサービスを永続してしまえば、いつかは倒産するのが目に見えていますね。
金利の下げ幅が大きいときほど業者側も無理をしているので、こちらの都合を押し付け、「金利を下げて!」なんていわないようにしましょう。チャンスが来たときに利用する、こうした意識も大切ですね。
カードローンの金利が最もお得になるタイミングといえば、やはり『金融業者が開催するキャンペーン』でしょう。
このキャンペーン中はカードローンの金利が大きく変化しますが、その発生タイミングはさまざまです。
特に不定期開催のキャンペーンは下げ幅が大きく、期間中は1%や完全無利息など、他に存在するどんなカードローンよりも安く融資を受けられます。
また、無利息期間中に完済すれば利息の支払いが発生せず、融資というサービスの概念を覆す利用も可能でしょう。
下げ幅が圧倒的なキャンペーン金利ですが、活かすにはタイミングが重要になってきます。
想像してみると分かりますが、特に融資を受けたくもないタイミングで金利0のお知らせが来ると、どうでしょうか?「せっかくだから…」と無意味に借りても、用途がなければお金は活きませんよね?
それに比べると『初回利用特典』のキャンペーン金利なら、利用開始をある程度自分で操作できますね。こうした必ず受けられるキャンペーンは期間が短めなので、短期返済できるかどうかで申し込み先を決めましょう。
また、『プロミス』は利用に応じてポイントが貯まり、それを利用することで無利息期間を設定できます。利用頻度が高いなら、こうした還元サービスも活きてきますね。
カードローンを使ったら早めの返済が推奨されますが、それは利息の支払額にも影響を与えるのはご存じでしたか?
というのも、『カードローンの金利は日割りにて加算される』のをまずは理解しましょう。
1日単位で見ると大したことはありませんが、意味もなくゆっくり支払うとその負担は無視できず、できる限り早い返済が望まれますね。
なので1日でも早く返せばお得になりますし、仮に『借りたその日に利息発生前に返せば、金利負担は0』で利用できます。ほとんどのカードローンが深夜0時に利息を加算するので、その前に返せるなら完済したいところです。
無理に早く返すと「多めに支払いすぎて生活費が不足したので、結局また借りることになった…」という事態もあり得るので、返済額は生活水準に合わせて調整しましょう。
カードローンの支払いは口座引き落としに任せておくと、手間が少なく非常に便利です。ただ、利息節約のために引き落とす金額を多めにしていると、先ほども説明した生活費の不足に弱いですね。
そこで、『任意返済』や『一括支払い』も組み合わせて賢く返しましょう。
任意返済と一括支払いには以下のような違いがあります。
任意返済は毎月の余ったお金を返す際に、一括支払いは残りの返済残高が少ないときに利用できます。「約定返済は無理なく、余ったときだけ任意返済を行う」ようにすれば、安全に利息が節約できますね。
カードローンの限度額は、初回発行時のまま固定されるわけではありません。『増額』という手続きを行えば後から増やすことが可能で、長く使うなら積極的に申請しましょう。
また、この増額を実行することで金利も下がり、よりお得に借りられるのはご存じでしたか?
例として、以下の金融業者の融資条件をご覧ください。
会社名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
アコム | 最大800万円 | 3.0%〜18.0% |
三菱東京UFJ銀行 | 最大500万円 | 4.6%〜14.6% |
このように、金利には『上限金利(一番高い状態)』と『下限金利(一番低い状態)』があり、低い金利で使うには限度額をより高い状態にしないといけません。
「限度額は要らないけど金利は下げたい…」こんな風に考える人でも、増額は避けては通れないでしょう。
カードローンの増額は無条件で行えるわけもなく、限度額を増やすには審査を受ける必要があります。その審査に通るためには、以下の点を意識してください。
カードローンの審査は初回申し込みと増額では基準も大差なく、融資で必要なことが再度チェックされると思いましょう。
特に大事なのは『今までの利用実績』で、定期的に使いつつ返済には遅れないことが大切ですね。一切利用していなかったり、返済に遅れていたりすればまず増えませんから、利用の機会があれば慎重に使ってください。
また、年収や職業が変化した場合、増額前には伝えておきましょう。さすがの金融業者でも、こちらの収入状況などをリアルタイムではチェックできないので、特に年収が増えたならこまめに申告することが大事ですね。
以上がカードローンの金利を安くするコツで、全てを活用すればどんな借入先でもかなり違ってくるでしょう。
ここで心配なのが『異常に安い金利にて宣伝している金融業者』で、「安い金利の会社を使うのが一番の近道では?」と考えるかもしれません。
有名な大手金融業者に比べて安すぎる金利を提示しているのは、闇金などの違法業者がかなり多いのです。
違法業者が宣伝通りの条件で貸すことは稀で、後から計算してみるとでたらめに高かったり、返済ペースが速すぎてまともに返せなかったりと、安易に飛びつくのは大変危険でしょう。
幸い、闇金融は見分けるのが簡単なので、以下の点に注意してください。
どれもまともな金融業者ではあり得ないので、安全な会社での金利節約から始めましょう。
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